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高野下駅・ホテル、九度山駅・飲食♪11月オープン

南海電鉄は、高野山麓・和歌山県九度山町の南海高野線・高野下駅に宿泊施設、九度山駅に飲食販売店を改修整備。11月1日(金)に九度山駅・飲食販売店で内覧会の後、営業を開始、高野下駅・宿泊施設で同1、2両日に内覧会を開き、2日夕刻チェックイン・オープンする予定。両駅は世界遺産・高野山の参詣道の拠点にあり、高野山の歴史や自然を愛する参拝・観光客に喜ばれそう。
同町椎出の高野下駅は、大正時代のレトロ建築で今回、改修整備される「駅舎ホテル」は、2人用ベッド一つの部屋(約20平方メートル)と、ベッド二つの部屋(約50平方メートル)の2室。行き来する電車やプラットホーム、すぐ下を流れる不動谷川などが見える。宿泊料金は1室3万1500円の予定という。
南海高野線は大正14年(1925)7月、大阪の汐見橋(道頓堀)~高野下間で開通。さらに極楽橋駅(ケーブルカー)高野山駅へと繋がった。
同駅隣の椎出厳島(いつくしま)神社では、南北朝時代の「椎出 鬼の舞」(県無形民俗文化財)が伝わり、隣の地蔵寺では嘉承2年(1107)写経の大般若経(だいはんにゃきょう)や地蔵昇龍(じぞうしょうりゅう)の天井画が素晴らしい。
とくに大正初期には、地元に沢山の旅館が建ち並び、高野山への参詣人で大賑わい。弘法大師・空海が製法を伝えた高野紙づくりの本場でもあった。
一方、九度山駅では、かまど3台をつくり、おにぎりなどを提供する「おにぎりスタンド」を設置。改札口の外側からも購入でき、飲食スペースも設けられる。
地元には弘法大師・空海のご母堂を祀る女人高野別格本山・慈尊院(じそんいん)と、そこから高野山まで「町石道(ちょういしみち)」が続く。NHK大河ドやラマ「真田丸」放送で、改めて脚光を浴びた戦国武将・真田昌幸・幸村父子の閉居した舞台でもある。
高野下駅の地元住民でつくる「椎出ふるさとづくりの会」と、幸村ゆかりの「九度山真田紐(さなだひも)研究会」の両会長を務める前滝悟(まえたき・さとる)さんは、「九度山では幸村の里を散策し、駅のおにぎりを味わえば、とても楽しいことでしょう。椎出地区は、今や宿場町でもなく閑散としていますが『駅ホテル誕生』を機会に、利用客の気持ちを考えたふる里づくりに取り組みたい」と話している。
写真(上、下)はすでに外観が綺麗になった南海高野線・高野下駅の風景。写真(中)は秋の山を背景に電車が走る高野下駅の南側風景。

更新日:2019年10月19日 土曜日 00:00

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