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国城山、秋雨煙る♪台風免れ~電車快走・柿畑ほっと

大型で非常に強い台風19号の直撃を免れた和歌山県橋本市は、翌日の秋祭り(宵宮)を無事済ませ、10月14日(祝)は朝から小雨模様だったが、適度に涼風が吹いて、しのぎやすい一日となった。
今回も幸い紀の川の氾濫はなかったが、同市岸上の産直市場「やっちょん広場」西方の堤防下の散策道では、濁流や流木に雑草がなぎ倒されていて、これを見た市民は「洪水がなくてよかった」と胸をなでおろす。
紀の川の南の国城山は、しっとりと秋雨に煙り、遥か九度山の雨引山も、その名の通り雨雲が棚引いている。流域の柿山・柿畑では、農家の人たちが「去年は暴風雨に見舞われ、大変だったが、今年はなんとか助かった」と笑顔を見せる。
市役所や図書館、市街地を見渡す高台では、無数のオシロイバナが咲き誇り、その下をJR和歌山線の新型電車が、かったんこっとんとレールを軋ませながら往来。いつもの3連休とは、少し違った空気を漂わせていた。
橋本地方は台風被害を免れたとはいえ、東日本では大勢の死傷者、行方不明者を数えている。スウェーデンの活動家・グレタ・トゥーンベリさん(16歳)らが、必死で訴えている「地球温暖化と災害防止」への取り組み。その大切さが伝わってくる。
写真(上)は秋雨にくもる国城山=手前は一本の木をおおう柿の実と市街地の風景。写真(中)は濁流になぎ倒された雑草=紀の川・散策道で。写真(下)はオシロイバナのそばを走るJR和歌山線の新型電車。


更新日:2019年10月15日 火曜日 00:00

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