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和歌山の柿うまい♪清水小児童ら感激~県・出前授業

柿の地産地消の取り組みとして、和歌山県は10月10日、橋本市清水の市立清水小学校=小西啓裕(こにし・けいすけ)校長=で「柿の出前授業」を行った。児童らは生産量日本1を誇る〝県内産柿〟の皮むき体験などを通して、改めて農家の苦労や、柿の美味しさを心に刻んでいた。
この日、同校3年生の男女児童15人が参加。県のPRキャラクター「きいちゃん」と記念撮影。柿の贈呈式では、県果樹園芸課農地振興班の森敏紀(もり・としき)班長と柿の生産販売会社・ケーズファームの大原康平(おおはら・こうへい)社長から、児童代表2人にとれとれの柿を手渡した。
森班長と伊都振興局農業水産振興課の大嶋功資(おおしま・こうすけ)副主査が「紀州は柿や蜜柑(みかん)、桃(もも)などの果樹栽培の本場」であることなどを説明。大原社長は「当社は大勢で柿を栽培」「草刈りなどで病害虫を駆除している」「柿を乾燥させた〝柿ドライフルーツ〟を販売しています」などと紹介した後、柿の皮むきや、柿の割り方を指導した。
児童らは、手渡された果物ナイフなどで必死に皮をむいて、8つに割った後、一切れずつ噛みしめては、「うまい!」「甘~い」とにっこり。
和田澪里(わだ・みおり)さん(9歳)は「柿づくりの仕事は、とても大変だと思いました。私は普段、あまり柿を食べないのに、きょうはとても美味しかった。家に帰って伝えます」と話していた。
同県では平成24年(2012)度から、地産地消の取り組みとして、県内の小学校や特別支援学校の給食や家庭料理の教材用に主要農産物を提供。今回は柿を提供し、皮むき体験や調理実習を行っている。
写真(上)は大原社長から柿の皮むき方法を教わる清水小学校の児童たち。写真(中)は皮むき体験に挑む児童たち。写真(下)は美味しいふる里の柿を味わう児童たち。


更新日:2019年10月11日 金曜日 00:00

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