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高野の花たち(220)「馬も繋げる」コマツナギ

コマツナギ(駒繋ぎ)は、草地や川の土手、道端など日当たりがよく、やや乾いたところに群生するマメ科の落葉小低木です。かつらぎ町神田の高野山町石道近くにありました。
コマツナギは高さ40-80センチ。茎や葉に伏毛がまばらにあり、葉は奇数羽状複葉で、小葉は7-13枚あり、長さ0・8―1・5センチの長楕円形。葉腋に7-9月長さ4-10センチの淡紅紫色の総状の花を上向きに、やや密につけます。
豆果は真っすぐな細い円筒形で、長さ2・5-3センチ。熟すと茶褐色になり、裂開して緑黄色の種子を3-8個出します。
名前の由来は面白く、茎が強健で折り曲がらないため、馬を繋いでおいたところ、馬がこの葉や花を好んで食べる、離れないのでこの名になったそうです。
近年低木から小高木状で、高さ4メートルに達するものもあります。中国原産のキダチコマツナギやトウコマツナギなどが道路法面など全国各地で多く見られます。この花言葉は「希望を叶える」です。   (T記)


更新日:2019年9月4日 水曜日 21:26

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