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高野の花たち(219)実も美しくヒヨドリジョウゴ

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)は、日本全土の山野に生えるナス科ナス属のツル性多年草です。全体に軟毛を密生し、葉柄で他物にからみついて伸びます。
葉は互生し、長さ3~10センチの卵形、下部の葉は深い切れ込みがあります。8~9月に白または紫色で、花びらがそり返った花を多数つけます。
雄しべは5本で、その雄しべの先にあるふくらみの葯は黄色く、中心から雌しべの花柱がつき出しています。
花よりも秋につく赤い球形の実が目立ち、ヒヨドリが好んでこの実を食べることからこの名がつきました。
実は直径8ミリほどで、有毒です。花言葉は「真実」「すれ違い」「期待」「清楚」「延期」といろいろあるようです。
写真はいずれもかつらぎ町の天野の里で写したものです。   (T記)


更新日:2019年9月3日 火曜日 23:50

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