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前畑秀子・金メダル鋳造体験♪夏休みの子ら楽しく

和歌山県橋本市出身の前畑秀子(まえはた・ひでこ)さん(1914~95年)が昭和11年(1936)、ベルリンオリンピック200メートル平泳ぎで、日本女性初の金メダルに輝いたのを記念して、同市教育委員会は金メダル獲得日の8月11日、夏休み中の小学生(4~6年)を対象にした「前畑秀子 金メダル鋳造体験」を実施した。
会場は紀の川・橋本橋北詰の「前畑秀子・古川勝資料展示館」の南側建物で、卓上にIHホットプレートや鋳型(いがた)、金属材料などを用意した。
市教委生涯学習課の坂口義治(さかぐち・よしはる)課長が開会挨拶し、安藤寛人(あんどう・ひろと)主査と奥裕香子(おく・ゆかこ)学芸員が指導。児童計16人が6組に分かれて1時間ずつ体験した。
奥学芸員は「少女時代の前畑さんは、ふる里の紀の川で水泳を身につけ、やがて名古屋市の椙山(すぎやま)女学園に進学後はプールで練習した」ことや、「昭和7年(1932)のロサンゼルス五輪・女子200メートル平泳ぎで銀メダル、次のベルリン五輪で見事、金メダルを獲得した」ことなどを紹介。子供たちは、その偉業を心に刻んでいた。
さらに、今回鋳造する金メダルの鋳型は、「前畑さんのイメージキャラクター『まめはた』=村尾綾子(むらお・あやこ)元・児童厚生委員作=や、橋本市章、市花(サツキ)などを表現している」と説明。
子供たちは、安藤主査の指導を受けながら、合金をIHホットプレート上の器で溶かして、慎重に鋳型に注ぎ込み、暫くして開けると、凹凸模様のある円形の金属が現れる。そこにスプレーや筆を使って、金色のマジックで着色すると、可愛い「まめはた」や市章、市花の模様が浮かび上がった。
最後に子供たちは、自作の金メダルを首に飾り、市教委が用意した前畑秀子記念ボードの窓から顔を見せてにっこり。親御さんらと共にスマホなどで記念撮影。
子供たちは「こんなの初めて。とても楽しかったです」ともらせば、親御さんは「いい思い出になります」と喜んでいた。
この鋳造体験は、8月18日(日)にも同所で実施。小学校4~6年生が対象で、参加費は1人700円(材料費・保険料)。申込み・問い合わせは、同市教委生涯学習課(電話=0736・33・3704、FAX=33・2657)。
一方、この日からJR・南海「橋本駅」周辺を舞台に「前畑秀子スタンプラリー」が始まった。
コースは、橋本駅前の「はしもと広域観光案内所」(営業時間午前9時~午後5時、水曜日定休)、前畑さんが使っていた自宅裏の紀の川北岸に残る「飛び込み岩」、紀の川・橋本橋北詰の国道交差点角にある「前畑秀子・古川勝資料記念館」(開館午前9時~午後5時、無休)など5か所。
スタンプを全部集めた応募者には、抽選で51人に10000~1000円相当の橋本特産品を贈呈。スタンプラリー参加者は、最初に「はしもと広域観光案内所」を訪れ、台紙などをもらうのが賢明。
写真(上)は前畑秀子記念ボードの窓から鋳造したばかりの金メダルを披露する小学生と親御さん。写真(中)は前畑秀子・金メダル鋳造に挑む夏休みの子供たち。

更新日:2019年8月12日 月曜日 00:04

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