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飛鳥時代の佐野寺?夏休みの子ら「なぞ」をとけ!

飛鳥時代後期(7世紀後半)創建とされる佐野寺跡(さやでらあと)を、夏休みの子供たちに知ってもらおうと、地元の笠田公民館佐野分館(和歌山県かつらぎ町)で、8月10日(土)、夏休み歴史ミステリー「佐野寺のなぞをとけ!」が開かれる。同地方には歴史・文化の伝わる観光名所も多く、同町産業観光課の西岡理恵(にしおか・りえ)企画員は「子供たちには、このなぞ解きの後、家族とともに町内を楽しく周遊してほしい」と参加を呼びかけている。
佐野寺は和歌山県指定史跡。平安時代初期(9世紀)まで存続したらしく、「日本霊異記」に登場する「狭屋寺(さやでら)」のことと推定されている。
昭和51年(1976)~平成26年(2014)の数回の発掘調査によると、寺域は南北114メートル、東西79メートルの広範囲に及ぶ。
伽藍配置(がらんはいち)は東に塔、西に金堂を配し、その北側に講堂、南側に門を構えた「法起寺(ほっきじ)式」で、とくに塔の基壇(きだん)外装は、難波宮跡(なにわのみやあと)などと同じ木製と推定されている。
「佐野寺のなぞをとけ!」は、8月10日(土)午前10時から受付、午前10時30分~正午に開催。対象は小学5、6年生と保護者で、参加費は1人300円(資料代、保険料)。参加定員は30人(先着順)で申込み締切は8月1日。
当日は学芸員の指導で、佐野寺跡からの出土品を間近に観察したり、手で触れたりしながら、なぞに迫る。同町教委の和田大作(わだ・だいさく)学芸員は「なぞときは、例えば出土品の破片を見て、その出土品が何かを当てる。現地にも移動して、なぞをといてもらいます」と言っている。
町内には1700年超の歴史を誇る世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社や、奈良・平安時代の貴族・和気清麻呂(わけのきよまろ)公の勧請(かんじょう)とされる宝来山(ほうらいさん)神社、万葉集の歌枕として名高い地元の妹背山(いもせやま)など、見どころが多く、当日は観光パンフも配布されることになっている。
問い合わせ・申込みは=かつらぎ町観光協会(電話0736・22・0300)へ。
写真は木製基壇の古代寺院「佐野寺跡」チラシ(かつらぎ町教委)より。

更新日:2019年7月27日 土曜日 00:00

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