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がんばれ橋高・邦楽部♪全高総文祭出場~市長ら激励

第40回「全国高校総合文化祭」(文化庁など主催)に和歌山県代表として出場する、県立橋本高校・邦楽部(橋本市古佐田)の激励会が、7月19日、市役所2階の市長室で行われ、男女部員らは「全員心を合わせ、精一杯、演奏したい」と誓った。
同邦楽部は戦前の「橋本高等女学校」時代に発足。約70年にわたって、筝(こと)、尺八、三味線を学んできた。
とくに平成26年(2014)には、第38回「全国高校総合文化祭」日本音楽部門で、第1位(文部科学大臣賞)を獲得、優秀賞も重ねてきた名門校。
今回は男子2人を含む部員20人が佐賀県の武雄市文化会館で開かれる第40回・同文化祭(7月27日~8月1日)に出場。文字通り箏で歌うような名曲「絃歌(げんか)」を演奏して、都道府県から選ばれた全国54団体と競うことになる。
この日の激励会には、小滝正孝(こたき・まさたか)校長や、指導者の辻本啓子(つじもと・けいこ)さんらが付き添い、1~3年生部員17人が出席。
平木哲朗(ひらき・てつろう)市長、土井裕美子(どい・ゆみこ)市議会議長、小林俊治(こばやし・しゅんじ)教育長が「順位にこだわらず、素敵な演奏をしてください」「この素晴らしい邦楽部を次世代へ繋いでください」などと激励した。
邦楽部長の西本爽帆(にしもと・あきほ)さん(2年生)ら、制服姿の部員たちは、一人一人さっと起立して、「最高の思い出になるように」「高校に新しい風を吹かせたい」などと、各自の思いを語る。
小滝校長は「皆様の応援、そしてこの場の緊張感も、部員たちの貴重な経験になります」と謝辞を述べ、辻本さんは「演奏曲・絃歌は、人生の悲しみや喜びの、9分間のドラマです。橋本高校・邦楽部は初日(27日)午前中に出場します。どうぞ、その時間帯に応援してください」と話していた。
一方、2日前には「橋本公演」を終えたポーランド民族舞踊団(小・中・高校生ら25人)が、橋本高校を訪問。邦楽部員は筝曲を披露して、日本情緒を振る舞うと、ポーランドの若者たちは、美しい音響に大喜び。思わず箏に触れては、箏の弾き方を尋ねるなど、部員たちとの間で、国際親善を深めていた。
写真(上)は第40回「全国高校総合文化祭」に出場する橋本高校邦楽部=左は指導者の辻本さん(橋本市役所・市長室前で)。写真(中)は箏に触れるポーランドの女性と説明する邦楽部員たち。写真(下)はポーランド民族舞踊団に筝曲を披露する邦楽部員たち。


更新日:2019年7月20日 土曜日 00:00

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