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高野の花たち(209)ミヤコグサ~また逢う日まで

ミヤコグサ(都草)は別名エボシグサ(烏帽子草)といい、マメ科ミヤコグサ属。全国の道端や線路沿い、海岸などで普通に見られる野草です。
花期は4から10月。茎は根元で分岐して、地表を這い、節ごとに葉を付け、葉は5枚の小葉を持ちますが、実際には3葉に見えます。
後の2葉は葉柄の本部にあって、大きな托葉(たくよう=葉の付け根にある葉状やとげ状の葉に似た部分)に見えます。
春に花が咲きますが、その後も少しずつ咲きます。花は長い花茎の先に1~3個まとまって着き、放射状に外を向いて咲きます。
いかにもマメ科の花といった形で、艶やかな黄色です。果実はマメの形で、小さなインゲンに似た細長い円柱形で、塾すと二つに割れて種子を散布します。
名前の由来は、大和本草という江戸時代の文献に「京都大仏の前の耳塚あたりに多し」という記述があり、ミヤコグサと呼ぶようになったそうです。
また、生薬である百脈根(ヒャクミャクコン)は、根から伸びる細い茎を血管に見立て、ミャッコン、ミヤコグサになったそうです。
別名のエボシグサは、花の形に由来しているようです。春から秋の開花期に全草を採取して、天日で乾燥させたものを百脈根と呼び、疲労回復に効果がある薬用酒にして飲用。
茎、葉は茹でて、サラダ、酢の物に、花は野菜サラダなどに散らして食べたそうです。花言葉は、「また逢う日まで」「気まぐれな心」
前回(208)のクララ同様、ミヤコグサも高野山スキー場で艶やかに咲いていました。 (E記)

更新日:2019年7月9日 火曜日 22:00

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