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丹生都比売神社で七夕祭♪世界遺産登録15周年記念

和歌山県かつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=は、世界遺産登録15周年を迎えた7月7日、その記念祭と七夕祭を斎行(さいこう)し、大勢の参拝・観光客が身を清めたうえ、世界平和や家族安泰を祈った。
同神社は約1700以上前に創建。主祭神は天照大御神(あまてらすおおみのかみ)の妹神・丹生都比売大神で、大神を祀る全国約180神社の総本社。
弘仁7年(816)には、弘法大師・空海が同神社の神領・高野山を拝領して、高野山を開創した「神仏融合」の始まりの神社とされる。
この日、同神社・楼門わきには、同神社やJR和歌山線・橋本駅などに飾られ、参拝・観光客らが短冊に願い事を書いて吊るした、美しい笹竹計4本が立つ。そこには「世界平和」はもちろん、「元気な子どもを授かりますように」とか、「元気100パーセント」などと記された短冊が、心地よく風にそよぐ。
丹生宮司ら3人の神職は、笹竹の短冊を祓い清めた後、祝詞(のりと)を奏上。参拝・観光客らは、玉串を奉奠(ほうてん)、二礼二拍手一礼して、願い事が叶うよう祈った。
丹生宮司は「日本は島国ゆえに、皆さん仲良く、信頼関係も厚くて幸せです。悲惨な戦争の多い世界とは大きく異なります。当神社では、お祓いで心身を清めた後、先ず世界の人々の幸せ、そして自分のことを祈りましょう」と話すと、大勢の参拝・観光客が頷き、改めて心を込め、手を合わせていた。
毎月16日の月次祭(つきなめさい)=午前10時~同11時30分、午後1時~同2時30分=には、可愛い御神犬「すずひめ号」が神社境内に登場。家族連れや若いカップルらがスマートフォン撮影を楽しんでいる。
写真(上、中)は丹生都比売神社・楼門の七夕飾りのそばで祈りを奉げる参拝・観光客の皆さん。写真(下)は「世界遺産登録15年周年記念祭&七夕祭」を斎行した丹生宮司ら神職3人と楼門前に飾られた七夕飾り。


更新日:2019年7月8日 月曜日 00:00

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