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県警「性被害に要注意!」ネット時代の中学生に強調

インターネットを悪用した性被害を防ごうと、和歌山県警察本部少年課とかつらぎ署は7月3日、橋本市立高野口中学校で「性被害防止教室」を開いた。森田常義(もりた・つねよし)校長は、受講した全校生約250人に対し、「困った時は先生や家族、友達に相談するなど、しっかり身を守ってください」と話した。
県警本部は平成29年(2017)から、性被害防止と被害早期発見・救出、県民の意識向上を目指す「SSS(スリーエス)和歌山対策」を推進。
今回の「性被害防止教室」はその一環で、県警少年課少年サポートセンターの田中公子(たなか・きみこ)主任が講師を務めた。
田中主任は「インターネットは今やさまざまな物事を調べる、ニュースを知る、買い物をする、友達と連絡をとるなど、日常生活に不可欠のツール。でも児童ポルノ事犯の被害は年々増加し、そのうち中学生は4割を占めて、とくに自画撮り被害が目立つ」と前置き。
その巧妙な手口について、コミュニティーサイトで「ライン友達募集」「中学生集まれ」「顔写真送って」などと呼びかけ、ついには「顔写真ばらまくぞ、裸の写真送れ!」などと迫る、恐ろしさを紹介した。
たとえ「小遣い稼ぎ」のつもりでも、「病気(感染症)」「望まない妊娠」「児童ポルノ」「脅迫」「監禁」「殺人」につながる危険性がいっぱい。「被害者の大半がフィルタリング(迷惑メールなどデータをふるいにかけて分類)していない」と話した。
「JK(女子高校生)ビジネス」では、初めは「耳かき」「散歩」「添い寝」などと言って誘い、ついには「性被害に遭うことに」と説明。最後に「他人に見られて困るものはネット送信しない」「ネットで知り合った相手の情報は信用しない」「一度送信した写真などは、二度と取り消せない」などと、強く注意を喚起した。
3年生の女生徒(14)は「インターネットを使う悪い人たちが大勢いることがわかりました。これからは友達と一緒に、ネット情報の送受信には気を付けたい」と誓っていた。
写真(上、下)は高野口中学校で開かれた和歌山県警とかつらぎ署の「性被害防止教室」。写真(中)は性被害に遭わないよう講義する県警少年課少年サポートセンター田中主任。

更新日:2019年7月4日 木曜日 00:00

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