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玉川峡に蛍袋咲く♪源氏ボタル飛翔~やどり温泉下流

和歌山県橋本市北宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」の近辺を流れる玉川峡で、今年も蛍袋(ほたるぶくろ)の花が満開になり、間もなく「源氏ボタルの乱舞シーズン」を迎える。
蛍袋はとくに橋本市彦谷の玉川(紀伊丹生川)犬戻り下流辺りで沢山開花。提灯(ちょうちん)形の白か淡黄色の花がぶら下がる。もともと提灯(ちょうちん)の古名は「火垂(ほた)る」で、昔から花の中に蛍を入れて、ほの明かりを楽しんできた。
玉川の環境を守る「玉川愛好会」=上西進(うえにし・すすむ)会長=によると、源氏ボタルの飛翔場所は、「やどり温泉いやしの湯」近くの五光の滝・下流約300メートル周辺。
さらに橋本市・九度山町の境界から下流の同町青渕周辺や、同町のふるさと物産店「さえもん」上流約200メートル付近。源氏ボタルはすでに飛びはじめていて、6月10日頃をピークに月末まで飛翔。日没から午後9時頃まで観賞できる。
温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」は今年、国民投票で魅力を決める「温泉総選挙」(ファミリー部門)で1位を獲得している。
上西会長は「玉川の水面には蛍火が映り、劇的な恋愛風景も見られます。とくに今年は、多くの家族連れが温泉、食事、蛍観賞を楽しんでくれそうです」と話していた。
写真(上)は玉川峡谷で満開の蛍袋の花。写真(中)は源氏ボタル観賞場所の九度山町青渕を流れる玉川(紀伊丹生川)。写真(下)は温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」と玉川。


更新日:2019年6月6日 木曜日 00:01

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