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高野の花たち(199)山道で撮影コウヤカンアオイ 

コウヤカンアオイ(高野寒葵)は、ウマノスズクサ科コウヤカンアオイ属で、葉はアオイに似て、冬季でも枯れない、常緑多年草であることから「寒葵」と名づけられました。葉の下に花を咲かせ、花は地面と接するように咲いているので、葉の下を覗くような感じで見ます。
亀岡弘昭著『はじめての「霊場高野山の植物・動物」入門』によると、自生地が高野山や周辺部の山地に限られ、葉柄の基部の茎に秋から初春にかけてつける鐘状の褐紫色の花といわれ、なよやかさが特徴で、三重県の黒川喬雄氏により高野山で発見されたと書かれています。
花弁に見えるのは、実は顎片であり、三枚の顎片が合着し、筒状やつぼ状、釣鐘状などの形の顎筒を形成、先端は三裂の顎裂片となります。まれにみる花弁は棍棒状といわれ、いつか出会えたらと思っています。 
コウヤカンアオイは普段はほとんど見たことがありませんが、高野山のお寺の境内で大切に育てられていると聞いています。
3枚の写真は、私が山道を歩いているとき偶然に見つけ、カメラに収めたものです。どうか環境の変化にまけないで、自生し続けることを願っています。この花言葉は「秘められた恋」です。 (M 記)

更新日:2019年6月4日 火曜日 22:08

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