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青空に鯉幟100匹すいすい♪九度山・紀伊丹生川

和歌山県九度山町の紀の川に注ぐ紀伊丹生川で4月7日、約100匹の「鯉幟(こいのぼり)の川渡し」が行われた。この川渡しは毎年、「真田まつり」や「こどもの日」の5月5日まで続けられ、観光客の心を潤している。
九度山町商工会青年部などでつくる「九度山 I LOVE 運動推進会」の会員らが、各家庭で不要になった鯉幟を大切に収集。とくに今年は九度山小学校の1年生と6年生児童計47人が、色鮮やかな鯉幟(長さ約6メートル)1匹を製作し、お腹の白い部分に手形や願い事を記した。
この日、これら彩り豊かな鯉幟を吊るしたロープ2本を、紀伊丹生川(幅約100メートル)に架け渡すと、いずれも春風をはらんで、すいすいと心地よく泳いでいた。
近くの「真田のみち」(九度山商店街=南海高野線・九度山駅~紀ノ川・九度山橋間1キロ)周辺では、武者人形や雛人形、花嫁衣裳など飾った「町家の人形めぐり」を開催中。5月4(土)、5(日)両日は恒例の「真田まつり」があり、とくに5日は甲冑姿で仮装した真田幸村・昌幸父子らが馬にまたがり、真田十勇士を含む武者行列が、町内を練り歩くことになっている。
NHK大河ドラマ「真田丸」の放映で、全国の脚光を浴びた「幸村の里」九度山。今年も大いに盛り上がりそう。
写真(上)は川原から見上げた鯉幟の川渡し。写真(中)は九度山小学校の児童たちが製作した綺麗な鯉幟。写真(下)は九度山橋のたもとから眺めた鯉幟の川渡し=背景は雨引山。


更新日:2019年4月8日 月曜日 00:04

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