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いざ!兜~戦いのデザイン~真田ミュージアム企画展

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の九度山・真田ミュージアムで、4月3日(水)~6月2日(日)、企画展「兜(かぶと)~戦いのデザイン~」(第1期)が開かれる。中野正蔵(なかの・しょうぞう)館長は「兜は単なる戦いの武具だけではなく、美術工芸的にも優れています」と話し、鑑賞を呼びかけている。
同ミュージアムは、一般社団法人日本甲冑武具研究保存会近畿支部の協力で、第1期~6期に分けて1年間にわたり開催。兜計36点を含む、面頬(めんほお)や籠手(こて)、陣笠(じんがさ)など、計約70点の武具を出展する。
第1期では紀伊国(和歌山)で活躍した、江戸時代初期の銘・南紀住正信(なんきじゅうまさのぶ)作の「鉄錆地六十四間筋兜鉢(てつさびじろくじゅうよんけんすじかぶとばち)」や、桃山時代に同国雑賀(さいが)で作られた「鉄錆地雑賀兜(てつさびじさてがかぶと)」、桃山~江戸時代初期の「鉄朱漆塗頭形兜(いっしゅうるしぬりずなりかぶと)」など兜6点を飾る。
甲冑師(かっちゅうし)・正信は流派こそ不明だが、筋兜鉢は頑丈で綺麗に整い、「鉄錆地雑賀兜」は松皮菱文(まつかわびしもん)の切鉄(きりがね)などで飾り、「鉄朱漆塗頭形兜」は、その名の通りヘルメット状の形で、いずれも特徴が表れている。
館内では映像でも、鉄材をとめる鋲頭(びょうとう)を見せた「星兜」、鋲頭を出さずに縁筋(ふちすじ)を立てた「筋兜」などを投影し、武将たちの勇猛なエピソードや、合戦場での兜の重要性などを紹介。「折り紙の兜作り」や「兜に関するQ&A」(パネル)などもある。
開催時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時30分)。休館日は月・火曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)と年末年始(12月29日~1月3日)=但し、GW、お盆期間は開館。
入館料は大人500円、小人(小中学生)250円。
問い合わせは九度山・真田ミュージアム(電話=0736・54・2727)へ。
写真(上)は南紀住正信作の「鉄錆地六十四間筋兜鉢」。写真(中)は雑賀鉢や雑貨兜と呼ばれる「鉄錆地雑賀兜」。写真(下)は企画展「兜(かぶと)~戦いのデザイン~」のPRチラシ。

更新日:2019年3月21日 木曜日 00:00

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