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ねんりんピックデザイン素敵♪紀北工高小林さん制作

和歌山県立紀北工業高校のシステム化学科3年生で、コンピューター部の小林咲良(こばやし・さくら)さん(18)が、和歌山初の第32回全国健康福祉祭和歌山大会(ねんりんピック紀の国わかやま2019)橋本市交流大会の「啓発ポスターデザイン」を完成させた。
そこには会場の橋本カントリークラブや県立体育館が見事に描かれており、3月15日、市役所2階市長室で開かれた報告会で、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「実に素晴らしいデザインです」と、小林さんに県のPRキャラクター「きいちゃん」の縫いぐるみを贈って讃えた。
橋本交流大会は11月11日(月)に隅田町下兵庫の橋本カントリークラブでゴルフ大会、11月10(日)11(月)両日、北馬場の県立体育館でソフトボール大会を開催する。同校コンピューター部は、同市の依頼を快諾して、小林さんがコンピューターを駆使、約3週間がかりで啓発ポスターを作り上げた。
この啓発ポスターは、上部に「橋本市はゴルフ・ソフトボールの会場です」と赤文字で表し、緑の木々や芝生の瑞々しい橋本カントリークラブの風景、下部には近代的なアーチ状の屋根や、スロープ式階段などの鮮明な県立体育館を、巧みな線と色使いで活写。「あふれる情熱はじける笑顔」のサブタイトルや開会日時などを記した。
小林さんは顧問の北山浩司(きたやま・こうじ)教諭とともに報告会に出席。平木市長は「最初は綺麗な写真かと思いましたが、よく見ると手描きであることに驚きました。会場の素敵な雰囲気が溢れています」とお礼を述べた。
付き添いの北山教諭は「小林さんはコンピューターのプログラミングが上手なうえ、デザインを描く才能も抜群です」と紹介。小林さんは「会場の写真を何枚も撮り、それを参照して、木々や建物のコントラストを活かし、皆様の印象に残る風景にしようと描きました」と、控え目に話した。
同市健康福祉部いきいき長寿課は、この啓発ポスター・デザインを、手提げ紙袋や、チラシなどにも活用して、「ねんりんピックを盛り上げたい」と話した。
同コンピューター部の生徒たちは、各種プログラミングの全国大会に出場するとともに、難関国家試験に合格、AO入試、特別推薦入試で難関大学に多数進学している。
写真(上)は啓発ポスター製作に感謝して、平木市長から県PRキャラクター「きいちゃん」の縫いぐるみを贈られる小林さん。写真(中)は小林さん製作の見事な啓発ポスター。写真(下)は市長室で記念撮影する小林さんと平木市長。


更新日:2019年3月17日 日曜日 00:00

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