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「人々を幸せに」葛西座主~金剛峯寺で晋山式厳かに

高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)の第414世座主に葛西光義(かっさい・こうぎ)大僧正(86)が就任したことを披露する晋山式(しんざんしき)が3月5日、総本山・大広間で厳かに営まれた。
この日早朝、葛西座主は金剛峯寺を出発。蛇腹道から御影堂、金堂、根本大塔などが配置された壇上伽藍(だんじょうがらん)を礼拝して巡り、弘法大師・空海を支えた高野山の地主神・丹生(にう)明神と狩場(かりば)明神に御幣(ごへい)を奉げた。
晋山式は午前11時過ぎから始まり、総本山大広間に山内寺院の僧侶ら約180人が居並ぶ中、葛西座主が煌(きらび)びやかな納衣(のうえ)姿で静かに登場した。
葛西座主は、高く掲げられた弘法大師・空海の掛け軸を仰ぎながら、座主就任を報告する「啓白文(けいびゃくもん)」を読み上げた。啓白文には「座禅入定(にゅうじょう)の高祖大師さま、一層光り輝いて人々を幸せにし、高野山真言宗に安寧(あんねい)をもたらされんことを」という趣旨のことばが記されている。
続いて「松三宝(まつさんぽう)の儀」が執り行われ、添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)宗務総長が、葛西座主に縁起物の米と昆布を贈って祝意を示した。
座主の任期は4年間で、高野山真言宗管長を兼務する。
葛西大僧正は高野山出身で高野山大学を卒業。同町の大本山寶壽院(ほうじゅいん)門主、高野山成就院(じょうじゅいん)住職。
平成21年(2009)2月から1年間、弘法大師の御名代、金剛峯寺の第510世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)を務めた。
写真(上)は晋山式に臨む葛西座主=金剛峯寺・大広間で。写真(中)は弘法大師・空海の掛け軸に礼拝する葛西座主。写真(下)は同掛け軸を前に啓白文を読み上げる葛西座主。

更新日:2019年3月6日 水曜日 00:00

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