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ご神犬と高野山へ登る♪早春「空海の心」思いつつ

和歌山県かつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社のご神犬・すずひめ号とともに高野山へ登るという、初めての「世界遺産・高野参詣道トレッキング」が3月2日、同神社や高野山真言宗総本山・金剛峯寺など主催で行われた。大勢の参加者らは、すずひめ号の先導で、弘法大師・空海の歩いた町石道(ちょういしみち)を登り、約1200年前の〝空海時代〟にタイムスリップ、早春の自然の息吹を楽しんだ。
空海は同神社のご神犬に神領地・高野山へ導かれ、弘仁7年(816年)に真言密教の修禅道場を開創。女人禁制のため、高野山麓の慈尊院に滞在する母・玉依御前(たまよりごぜん)には、町石道(ちょういしみち)を往来して出会っていたという。
ご神犬・すずひめ号は、紀州犬(メス2歳)=国の天然記念物=で、橋本市在住の公益社団法人日本犬保存会会員・豊岡由行(とよおか・よしゆき)さん(43)が、同神社に奉献・飼育している。
この日の天気は快晴で、気温は0~9度前後。参加者らはJR・南海橋本駅からバスで同神社に到着。丹生晃市(にう・こういち)宮司の「心願成就」の特別祈祷や、すずひめ号との記念撮影を行った後、8班に分かれて出発した。
同神社~二ッ鳥居~神田地蔵堂~笠木峠~三里石~矢立~展望台~二十六町石~高野山・大門~高野山・根本大塔の約16キロのコースを約6時間かけて登った。途中、語り部の説明を聴いたり、矢立で休憩・昼食を味わったり。高野山の壇上伽藍・金堂ではお札の授与もあった。
同トレッキングは特別プレゼント進呈の「#(ハッシュタグ)キャンペーン~すずひめ号の写真を撮ってSNSで発信しよう~」も企画され、参加者らはスマホ撮影にも力を入れていた。
健脚で体験取材に挑んだ「FMはしもと」の向井景子(むかい・けいこ)社長は、「さすがに町石道は五輪塔形の道標・町石が立ち、あたりは自然豊かで、世界遺産そのものです。すずひめ号と歩いて、空海のお心を感じることもできました。機会があれば、また地域の皆様と歩きたい」と話した。
豊岡さんは妻子3人を伴い、ご神犬に随行した。「すずひめ号が高野山へ登るのは初めてなんですよ。きのうは全身をきれいに洗ってあげたし、きょうは皆さんと一緒に歩けて、とてもうれしそうです」と、頭や背中をなでていた。
写真(上)は参加者に囲まれスマホ撮影されるご神犬・すずひめ号。写真(中)は豊岡さん親子らと記念撮影するすずひめ号=丹生都比売神社で。写真(下)は高野山・町石道をすずひめ号とともに歩く参加者の列。

更新日:2019年3月3日 日曜日 00:00

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