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森の恵み♪キノピーに学ぶ~応其こども園160人

子供たちに森の恵みを知ってもらおうと、和歌山県・市町でつくる紀の国ふるさとづくり協議会は1月29日、同市高野口町応其の社会福祉法人・顕陽会(けんようかい)「応其こども園」で、森づくり活動のシンボルキャラクター・キノピーとともに「キノピー教室」を開いた。子供たちは命あふれる森の紙芝居を見たり、キノピーと直接会話したりして、大喜びだった。
同園は平成27年(2015年)春、伏原保育園・名古曽保育園・応其幼稚園の3園を統合した認定こども園。この日、子供たち約160人(0歳~5歳児)の歓迎の拍手の中、つぶらな瞳のキノピーは、森をイメージした頭に野鳥がとまり、黄色いワンピースと長靴姿で登場した。
橋本市農林振興課の廣瀬清子(ひろせ・きよこ)さんと蜜田昌弘(みつだ・まさひろ)係長が紙芝居「みんなで森に行こう」を上演。森の中でキノピーが園児たちに森の大切さを話すストーリーで、森は空気も水もきれいで、沢山の木々が茂り、それを材料にして椅子や机、紙類をつくること、マツタケやタケノコ、クリなど、いろんな食べ物がなること、森には鳥やタヌキ、クマ、カブトムシなどが暮らしていることを教えた。
また、キノピーと子供たちの質疑応答で、子供たちが「森に家族はいるの」「何が好きですか」「どんな果物が好き?」と見上げると、キノピーは「きれいな空気と水、それに森を大切にする子供たち」「森では木の実、イチゴやブドウも好きです」と答えると、子供たちはにこにこ。
最後に全員で代る代るキノピーと握手し、童謡「まめまき」など2曲を合唱し、キノピーと廣瀬さんらに向かって大きく口を開き、「ありがとうございました」とお辞儀して締めくくった。
廣瀬さんは「皆さん、キノピーが大好きなので、森の素晴らしさを知ってもらえたと思います」と述べ、宮尾英子(みやお・えいこ)園長は「子供たちには森に親しみ、自然を守る心が、芽生えてほしいです」と話していた。
この「キノピー教室」は今月中旬~下旬、橋本市内の7つのこども園、保育園で開かれている。
写真(上)は園児の質問に応えるキノピー。写真(中)は紙芝居を披露する廣瀬さんと蜜田係長。写真(下)はキノピーと子供たちの記念写真を撮る先生たち。


更新日:2019年1月30日 水曜日 00:00

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