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今宮戎へ「福笹」10万本♪大弥工芸・出荷大忙し

「商売繁盛で笹持って来い♪」という威勢のいい掛け声で名高い、大阪市の今宮戎(いまみやえびす)神社の〝えべっさん〟で使われる「福笹(ふくざさ)」の集荷・出荷準備作業が、和歌山県橋本市南馬場の選果場で行われている。この福笹を取り扱う同市隅田町の大弥(だいや)工芸の奥村浩章(おくむら・ひろあき)社長(74)=は「今年も皆さん、ご自宅や店舗に福笹を飾り、家族安泰、商売繁盛を祈ってください」と〝えびす顔〟を見せている。
大弥工芸の作業員約30人は、1月4日から橋本市隅田町や同県紀美野町、奈良県五條市などの竹薮で、太い孟宗竹(もうそうだけ)を伐採。
その枝葉の部分を選果場に集荷。男女作業員が選定ハサミを使って、長さ約1メートルに切りそろえ、枯れた枝葉や、形の悪い枝葉を除去。100本を1束にし、3束を〝窓付きゴザ〟で巻いて1月8、9両日未明にトラックで搬送、今宮戎神社へ納入する。
今宮戎神社では十日戎(9日=宵戎、10日=本戎、11日=残り戎)に、この福笹を参拝者に無料で配り、参拝者の希望に応じて、巫女さんや福娘たちが、福笹にお札や大判・小判、タイ、福俵などを飾りつけ、「商売繁盛で笹持ってこい」と呼びかけながら販売する。
奥村社長は「今年も福笹そのものは、瑞々しくて鮮やかですが、例年に比べて新竹(しんたけ)が少ないので、伐採エリアを拡大した」と説明。「例年通り10万本の出荷を目指し、それこそ猪突猛進で、孟宗竹の伐採に精を出しています。この福笹で、ぜひ福を呼び寄せてください」と話していた。
写真(上、中)は伐採したばかりの孟宗竹を綺麗に切り揃える作業風景。写真(下)は孟宗竹を持ち「皆さまお幸せに」と笑顔を見せる奥村社長

更新日:2019年1月6日 日曜日 00:00

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