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甘熟富有柿「夢」さあ出荷♪台風克服・九度山の農家

富有柿(ふゆうがき)の最高峰とされる甘い完熟柿(かんじゅくがき)「夢(ゆめ)」の選果作業が、12月6日、富有柿の本場・和歌山県九度山町のJA紀北かわかみ・マルい選果場で始まった。7日から大阪市の卸売市場へ出荷、8日(土)からセリにかけ、大阪市の有名デパートで販売される。
この富有柿は、同町内の15軒の農家が、今年8月中旬から、柿玉一つ一つに雨をはじいて通気性のいい紙袋をかぶせ、やさしく甘熟させてきた。
この日、JA職員らは収穫した富有柿約2200個から、優良な約900個を選別し、センサーで糖度や色付き具合を識別、さらに職員の眼力で厳選したうえ「夢」45箱、それに次ぐ「希(のぞみ)」88箱分を厳選した。逸品「夢」は糖度18度以上で、果頂部(かちょうぶ)が丸みを帯びて艶(つや)があり、単なる熟柿(じゅくし)と違って歯触(はざわ)りがよい。「希(のぞみ)」も「夢」に違(たが)わないほどの美味しさで、神奈川県内の卸売市場に出荷され、東京方面のデパートで販売される。
同JAではこれまで「夢」(1箱約6~8個入り)を出荷し、1ケース30000円(御祝儀相場)という高値で競り落とされたこともある。もちろん今年の相場は不明だが、小売値は例年通り6000円~8000円前後と予想されている。
この日、同JAのイメージキャラクター「かきたん」も登場、職員らが完熟・甘柿の出来具合をチェック。試食会では「上品な甘さがいい」と好評。
同選果場の甘熟富有柿部会の中谷裕一(なかたに・ゆういち)部会長は、「今年は大型台風の影響で枝々が折れ、傷ついたり、落果したり。収穫量はがた減りですが、美味しい『夢』や『希』には沢山合格できた」ときっぱり。宮崎卓郎(みやざき・たくお)組合長は「これは皆様の努力の賜物。私たちもしつかり販売に力を入れたい」と話した。
写真(上、下)は甘熟富有柿「夢」をアピールする「かきたん」と宮崎組合長ら。写真(中)は箱詰めされた甘熟・富有柿「夢」の輝き。

更新日:2018年12月7日 金曜日 00:00

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