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金庫の3000万円強奪!農協と橋本署が対応訓練

和歌山県橋本市市脇のJA紀北かわかみ橋本支店=春木久朋(はるき・ひさとも)支店長=は、11月7日、同支店内での強盗事件発生を想定して、和歌山県警・橋本署=福永和生(ふくなが・かずお)署長=や、公益財団法人日本防災通信協会和歌山県支部=筧一郎(かけい・いちろう)支部長=とともに、職員の「強盗対応訓練」を実施した。
橋本支店職員25人、橋本署員7人、日本防災通信協会和歌山県支部1人の計33人が参加した。
同防災通信協会は、各事業所や福祉施設に「110番非常通報装置」を普及させ、被害の拡大防止や犯人の早期検挙を促進。JA紀北かわかみ橋本支店も同装置を完備している。
この日午後3時半頃、マスクをした橋本署員扮する男A・B2人が、一般客を装って窓口に現れ、うちAがカウンター越しに、女子職員に刃物を突きつけ、「金を出せ」と脅した。
さらにAはカウンター内に押し入り、職員に金庫を開けさせ、持参のカバンに札束(3000万円分)を詰め込み、待機するBと共に、玄関前に止めていた車で逃走。追いかけた男性職員らが、常備しているカラーボール(訓練用・水風船)を車に投げつけ、ナンバープレートに命中させた。
最初、犯人Aの挙動に驚いた男子職員は、即座に「110番非常通報装置」のボタンを押すと、県警本部通信指令室を通じて、緊急手配を受けた橋本署パトカーが同支店に急行した。
男女署員2人は、強盗に対応した女子職員2人から、犯人との言葉のやりとり、刃物の長さや形、人相、年齢、身長、服装などを素早く聞き取り、訓練を終えた。
この日の訓練は、職員に訓練内容を知らせず、いわば「ぶっつけ本番」だったが、橋本署の淵脇猛(ふちわき・たけし)生活安全刑事課長は「職員の犯人対応はとても冷静で、犯人の人相や言動もよく覚えておられた。通報ボタンも的確に作動した」と講評。「今後も訓練を重ね、常に安全防備を」と期待していた。
写真(上)は訓練で「ここに金を入れろ」と女子職員にカバンを渡し刃物で脅す強盗犯。写真(中)は「110番非常通報装置」の連絡でJA紀北かわかみ橋本支店に急行した橋本署パトカー。写真(下)は橋本署員に強盗犯の人相などを話す女子職員。

更新日:2018年11月8日 木曜日 00:00

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