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創作人形と水彩画展♪葛城館で新家智子と生徒たち

和歌山県橋本市の創作粘土人形作家・新家智子(しんけ・さとこ)さんと生徒9人の作品を集めた「創作人形と水彩画展」が10月19日、同市高野口町名倉の明治・大正建築・木造3階建て「葛城館」(国登録文化財)で始まった。同21日(日)まで。入場無料。
出展作家は、創作粘土人形や水彩画を教える新家さんと、その生徒の阿比留(あびる)ゆかり、伊藤久美子(いとう・くみこ)、寿香代子(ことぶき・かよこ)、佐伯久美子(さえき・くみこ)、濱田紀美子(はまだ・きみこ)、松井志津代(まつい・しづよ)、松井優樹(ゆうき)、田中里奈(たなか・りな)、山田のぞみ(やまだ・のぞみ)の皆さん。
会場は床の間や廊下、天井、鴨居、敷居、畳、紙障子、ガラス窓など、すべてレトロな雰囲気の和室。そこに創作粘土人形や水彩画など計約160点を出展している。
新家さんの作品は、例えば縫いぐるみのカエルや、着物姿の女の子を飾り、そのそばに子どもとカエルが寝そべる水彩画「おひるね」を掲示。カエルは胸に手をあてたり、目隠ししたり、手をつないだり。
生徒たちの作品は、例えば河畔の3少女の「おしゃべり」、存在感のある「時計とメガネ」、情緒ある「萩の城下町」など、心ひく水彩画がずらり。
訪れた人たちは「人形やカエルを抱いて歩きたい」「どの絵も絵の中に引きこまれそう」などと見入る。新家さんは「できれば人形やカエルと会話していただきたい」と語った。
開館時間は午前9時~午後5時(最終日は同4時)。場所はJR和歌山線「高野口駅」前。葛城館(電話=090・8883・1388)。問い合わせは新家さん(電話=090・7355・5626)。
写真(上)は創作人形と新家智子さん=葛城館で。写真(中)は大勢の観覧客が訪れている「創作人形と水彩画展」。写真(下)は水彩画の前で可愛い縫いぐるみのカエル。


更新日:2018年10月20日 土曜日 00:00

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