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児童らのジャンプ迫力!笠田小・健全育成へ体力測定

児童の健全育成をめざす、和歌山県かつらぎ町教育委員会主催の「ヘルスプロモーション事業」が10月10日、同町立笠田小学校=赤坂和哉(あかさか・かずや)校長、児童数244人=で初めて行われた。児童らは体力測定を受け今後、身体能力に応じた準備体操などに挑みながら心身を鍛える。
この日、同小学校体育館に1、4、6年生約130人が集合。和歌山県立医科大学保健看護学科の内海みよ子(うつみ・みよこ)教授や、天理大学体育学科の寺田和史(てらだ・かずふみ)准教授らの指導で準備体操。この後、大きな歩幅で全力で走る「20メートルダッシュ」、思いきり高く跳びあがる「ジャンプ」、測定器具を強くにぎりしめる「握力」などの能力測定を受けた。
今後は毎週2回程度の体育授業の中で、体力測定結果を各自の準備体操などに活かし、12月中旬の2回目の体力測定で、その効果の可否を判断したうえ、将来の体力づくりに臨む。6年生の池宮進哉(いけみや・育専門の先生方に指導いただき、子供たちの成長が楽しみです」と喜んでいた。しんや)くん(12)は「体力測定はしんどかったけど、次の測定で、どれだけ自分の能力が向上しているかが楽しみ。将来は大好きな剣道に励みたい」と元気そのもの。
岡田豊(おかだ・ゆたか)教頭は「私たちも普段から子供たちの健全育成に取り組んでいますが、きょうは体育専門の先生方に指導いただき、子供たちの成長が楽しみです」と喜んでいた。
「ヘルスプロモーション」とは、WHO(世界保健機関)の健康戦略で、同町教委は「健康寿命日本一」を掲げて実践。体力測定は町内の全5小学校・2中学校で実施したい考え。11日には笠田小2、3、5年生110数人が、引き続き同測定を受けることになっている。
写真(上、下)は「ジャンプ」測定で思い切り跳び上がる笠田小の児童。写真(中)は「20メートルダッシュ」に挑む笠田小の児童たち。


更新日:2018年10月11日 木曜日 00:00

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