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秋?染井吉野が開花♪橋本・知縄地蔵近く~散策楽し

和歌山県橋本市中下の紀の川北岸にある「知縄地蔵堂(ちなわじぞうどう)」近くで、今秋、桜(染井吉野)が開花し、住民を驚かせている。ここは鎌倉幕府5代執権(しつけん)・北條時頼(ほうじょう・ときより)が怪魚を退治したと伝わる舞台で、地元の上西進(うえにし・すすむ)さんは「秋空の下、染井吉野が咲くとは。散歩するのも楽しいです」と見上げていた。
北條時頼は出家後、諸国行脚(しょこくあんぎゃ)の途中、淵に棲む怪魚を退治した話から、血縄(ちなわ)という別名もあるという。今の地蔵堂は平成元年(1989)11月に人々の浄財で改築。そばには小さな地蔵尊が座り、綺麗に供花されている。
染井吉野は、その東方の紀の川北岸を流れる農業用水路沿いに計4本(約50年生、幹直径約25センチ、高さ約6メートル)が立ち並ぶ。そのうち2本が開花して、花弁はいずれも白く、直径1センチ余りと小さい。
桜の木にはキノコ・サルノコシカケ(猿の腰掛)が生まれ、沢山のカタツムリ(蝸牛)もいて、巻き付いたツタ(蔦)の葉とともに、風に吹かれる。そのたびに桜の花びらがふるえ、鵯(ひよどり)がピーッピーッと鳴いていた。
近くでは黄色い金木犀(きんもくせい)の花が匂い、周囲の柿畑では、台風被害を感じさせない柿が、つやつやと色づいている。
上西さんは「知縄地蔵堂の前を紀の川が流れ、雑木を刈り取れば、目の前に川が広がり、大きな鯉や対岸の山が見えます。なかなかいいところでしょう」とにこにこ。将来「橋本観光」の1コースにもなりそう。
写真(上、中)は珍しく秋に咲いた知縄地蔵堂近くの染井吉野の桜。写真(下)は北条時頼が怪魚を退治したと伝わる紀の川北岸の知縄地蔵堂と散策中の上西さん。

更新日:2018年10月6日 土曜日 00:00

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