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橋本ドローン教習所開設へ♪先ず体験イベントから

災害現場の情報収集や、農薬の空中散布など「ドローン時代」の到来を受けて、株式会社ふるさと創生研究開発機構=柚木健(ゆのき・たけし)社長、大阪府能勢町=は、和歌山県橋本市隅田町の社会福祉法人・光誠会=堀畑光久(ほりはた・みつひさ)理事長と協力して、このほど同町霜草の丘陵地でドローン操縦テストを実施し、安全環境を確認のうえ「ドローン教習所」を開設する方針を固めた。柚木社長は「先ず、ドローン操縦体験など、楽しいイベントを開催すべき」と提案し、堀畑理事長は「市民が新しい技術を学び、ふる里を活気づけられれば」と、教習所開設に積極姿勢を示した。
現場は橋本カントリークラブ・ゴルフ場の東側で、特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」の北側に広がる広々とした丘陵地(約3万3000平方メートル)。
株式会社ふるさと創生研究開発機構は、このほど、ドローンを飛ばして、上空から現場を撮影。そのデータに基づき、地形や電波など環境を調査し、ドローンの飛翔舞台に適していると判断。柚木社長と堀畑理事長の話し合いで、教習所の候補地と決定。先ず、この場所で、「ドローン操縦体験イベント」を開催し、多くの人々にドローン技術を学んでもらうことにした。
出席した柚木社長と理事ら5人は、ドローン操縦の実験・調査後、堀畑理事長や高幣恵造(たかへい・けいぞう)事務長らと会談。将来の地域社会発展方法について意見交換した。
柚木社長らは「ドローンは危険な災害現場でも、上空からきちんと撮影し、データを収集、素早く情報発信できる」「いろんな建築工事現場の測量も簡単にできる」「災害現場への緊急物資輸送もOK」「広い田園での農薬散布がスピーディーにできる」ことなどを説明。
堀畑理事長は「この丘陵地が、地域活性化に役立ち、多くの市民、県民に大切な操縦技術を学んでもらえるなら、ぜひ協力したい」と約束していた。
写真(上)はドローン教習所にふさわしい環境かどうかを調べるドローン=バックは金剛山の風景。写真(中)は調査に使われた小型ドローン。写真(下)は丘陵地でのドローン調査風景。


更新日:2018年9月18日 火曜日 00:00

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