今月２２日「運転再開」へ！南海高野下～高野山駅

南海電鉄は９月１４日、台風２１号被害で運行休止中の和歌山線・高野下駅（和歌山県九度山町）～極楽橋駅（同県高野町）～高野山駅間について、「９月２２日始発から運転再開する」と発表し、沿線住民や高野山参拝・観光客をホッとさせている。
高野下駅～極楽橋駅～高野山（ケーブル）駅間は、今年最強の台風２１号の影響で、倒木や架線切れなどの被害を受け、９月６日早朝から運行休止。橋本駅～極楽橋駅・高野山駅間で、バス・タクシー代行運転に切り替た。
昨年秋の台風・豪雨では、上古沢駅付近で地滑り。高野下駅～極楽橋駅間で３月３０日まで運行休止したが、今回は地盤が完全補強されており、被害は全くなかった。
同電鉄では今回も昨秋同様、橋本駅前に大型バスを待機させ、同駅～高野山駅間を代行輸送。午後７時以降はタクシー輸送に切り替えている。
乗降ピーク時の橋本駅前では、５台の大型バスが待機。電鉄職員が沿線住民や国内外の参拝・観光客らを、丁寧に代行バスへ案内。２２日の運行再開見込みを伝えている。
写真（上、下）は橋本駅前で待機する代行輸送の大型バス。写真（中）は南海高野線の紀の川・鉄橋を電車がわたる光景。

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