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高野山奥の院・参道通行止め!台風21号で倒木被害

和歌山県高野町の世界遺産・高野山は9月4日、先の台風20号の後、今年最強の台風21号が最接近し、倒木や墓石倒壊など大被害を受けた。高野山真言宗総本山・金剛峯寺は、とくに千年杉などの樹林に覆われる一の橋~奥の院・御廟(ごびょう)の参道が危険なため、参道の「通行止め」措置をとり、9月6日朝から倒木撤去作業を行う。
台風21号は9月4日正午頃、徳島県南部、同2時頃に神戸市に上陸。高野山では3時前後に猛烈な暴風雨が襲来した。
弘法大師・空海が入定(にゅうじょう)している御廟(ごびょう)は、びくともしなかったが、20万基を超える戦国大名らの墓石群の中で、直径約1メートル、高さ約20メートルの千年杉が次々倒れ、五輪塔や石塔などをなぎ倒した。
本山では、今回の最強台風による被害を想定して3日夕刻、奥の院・御廟への入口・一の橋に「通行止」「頭上足もとに注意」の看板を設置。参道へ踏み入らないよう求めた。
予想通り、倒木や墓石の倒壊被害が出たため、「通行止」措置は9月8日(土)頃まで続行=但し6日~8日は撤去作業終了後の夜間に限り通行可=することにした。
この間、御廟・灯籠堂へは、中の橋からの参道を歩いて途中、一の橋からの参道に合流、そこから奥の院・御廟へ向かうことになる。
参拝・観光客は「名だたる戦国武将の墓石を参拝できないのは残念ですが、お大師様が人々の幸せを祈り、今なお瞑想されている御廟が無事だったのでよかったと思います」と話していた。
写真(上、中)は「通行止」の看板が設置された高野山・奥の院入口の一の橋。写真(下)は杉の倒木で石塔も損壊した参道沿い。

更新日:2018年9月6日 木曜日 00:00

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