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アサガオ展開幕♪紙漉き体験も楽し~九度山・紙遊苑

紀州高野紙・伝承体験資料館「紙遊苑」(しゆうえん=和歌山県九度山町慈尊院749の6)で、7月26日、第10回「アサガオ展」が開幕した。見頃は約2週間後で、夏休み中の子供たちが〝紙漉き体験&アサガオ観賞〟を楽しむ。アサガオ展は8月30日(木)まで。入苑無料。
アサガオは奈良時代~平安時代、弘法大師・空海など遣唐使が、アサガオの種を下痢、利尿剤などに効能があるとして、中国から持ち帰ったのが始まりとされる。
紙遊苑では「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録5周年を迎えた平成21年(2009)から、その記念事業としてアサガオ展を開催している。
今夏も桔梗(ききょう)に似た「桔梗咲き」や「赤ちゃんアサガオ」「西洋アサガオ」などの11種類を、計103個の鉢と12個のプランターで栽培し、猛暑日や真夏日続きの中、水やりを加減しながら、丹精込めて育ててきた。
今のところ、数輪が開花している程度だが、8月上旬には見頃となり、花の瑞々しい午前9時~10時頃の観覧がよさそう。
一方、弘法大師・空海は、アサガオだけでなく、中国から紙の製法も伝えていて、最盛期には九度山町内の100軒もの家々で、高野紙(細川紙や古沢紙)が漉かれていた。
今では製紙会社の大量生産に押され、後継者が途絶えたため、同町は高野紙の紙漉きを次世代に伝えようと「紙遊苑」を開設。希望者に紙漉き体験をしてもらっている。
紙漉き体験は予約制で、体験料は色紙大300円、A3大400円、はがき大(3枚)300円。
苑内には昔の紙漉き風景のジオラマや、幸村の大凧(おおだこ)が飾られ、和室(8畳)3部屋と茶室(6畳)での休憩はOK。縁側での飲食は自由となっている。
下西徳義(しもにし・のりよし)苑長は「そばの庭池では、蛍光色の糸トンボが棲息していて、なかなか見かけるのは難しいですが、出会うと幸せな気分になれますよ。どうぞ遊びにきてください」と話している。
開苑時間は午前9時~午後4時半。休苑日は月曜と火曜日。問い合わせは、同苑(0736・54・3484)へ。
写真は下西苑長と咲き始めたアサガオの花。

更新日:2018年7月27日 金曜日 00:00

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