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すごい迫力!高野山ケーブル~児童ら巻上げ機見学

南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は、和歌山県高野町の極楽橋駅~高野山駅を登り下りする高野山ケーブルカーの新型車両への更新を控えて、7月21日、親子で楽しむ「高野山ケーブルカー巻上げ機見学会」を開いた。
この日、見学会に小学校3年~6年生児童と保護者ら計約50人が参加、5回に分けて開催。先ず全員ヘルメットを被り、極楽橋駅~高野山駅間(距離0・83キロ、高低差328メートル)を運行する2両編成ケーブルカーを見学。その力強さを感じた。
次に、駅舎内の運転室に案内され、高野山ケーブルカーの運転士は、車内前席にいるのではなく、運転室で操縦していることを学習。さらに裏の地下室では、大八車(だいはちぐるま)状の鋼鉄製の索輪(さくりん)が、電力でぐるぐる回転、太いワイヤーロープを巻き上げる様子に見入っていた。
同電鉄によると、高野山ケーブルは昭和5年(1930)に開業。現在のケーブルカーは昭和39年(1964)導入の3代目車両(日立製作所・製造)。
初の2両2編成(4両)=定員261人=で、輸送力を増強し、当時、自動運転の導入や、電気式の自動扉は画期的であった。巻上げ機・索輪(直径5メートル)や、ワイヤーロープ(直径5センチ)も、日本一の大きさ太さを誇るという。
最後に同駅2階の展望室で、小学生を対象にした「高野山ケーブルカー・クイズ」があり、その結果は全問正解など正解率が非常に良く、同電鉄では全員に「ケーブルカー博士 認定証」を授与し、子供たちは大喜びだった。
神戸市中央区の市立宮本小学校6年生・松浦琉成(まつうら・りゅうせい)さん(12)は「巻上げ機はガッチャンガッチャンと、大きな音を立て、ワイヤーロープは、油まみれで光沢があった。高野山でこんなに巨大な索輪など、日本一のものを沢山見ることができて楽しかった」と話した。
この後、参加者らは「54年間ありがとう 3代目ケーブルカー スタンプラリー」に挑戦していた。高野山ケーブルカーは11月25日に引退し、新型車両は、来年3月初旬に運行開始の予定。
写真(上、下)は高野山ケーブルカーを引っ張るワイヤーロープのジャンボな索輪を見学する子供たち。写真(中)は極楽橋駅から登ってくる高野山ケーブルカーを高野山駅から見学する子供たち。

更新日:2018年7月22日 日曜日 00:00

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