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サロンカー♪鉄砲隊など歓迎~橋本駅開業120周年

和歌山県橋本市のJR和歌山線・橋本駅開業120周年記念の「サロンカーなにわ おもてなしイベント」が、7月20日、橋本駅ホームで開かれ、九度山真田鉄砲隊の歓迎や、ふるさと産品の販売、写真撮影の場を設けるなどして、大勢の鉄道ファンや家族連れらを楽しませた。
橋本市と一般社団法人・高野山麓ツーリズムビューローが主催した。「サロンカーなにわ」は、昭和58年(1983)に登場した客車で、電化以前に機関車が牽引(けんいん)して走行していた。お召列車に使われたこともある。
この日、和歌山駅発のサロンカー(5両編成=乗客87人)が午前11時12分、颯爽と橋本駅に到着。真田幸村ゆかりの九度山町の九度山真田鉄砲隊(4人)が、勇壮な甲冑姿(かっちゅうすがた)で現れ、ご当地キャラクターの「はしぼう」(橋本市)「こうやくん」(高野町)「かきおうじ」(かつらぎ町)「やきむらさま」(九度山町)とともに歓迎した。
プラットホームでは、ふるさと産品の桃やトマト、ブルーベリー、はたごんぼあられ、柿ようかんなどを販売。橋本特産のパイル織物も置いた。
機関車は一旦、サロンカーから切り離し、今度はサロンカーの和歌山側に連結して、出発の時間待ち。電化後は車庫で眠っていたサロンカーの登場も、機関車の連結風景も珍しい。
家族連れらサロンカーの乗客はもちろん、多くの鉄道ファンが、機関車やサロンカーの写真撮影に取り組んだり、冷えた桃ジュースで喉を潤したり。橋本駅の坂本純一(さかもと・じゅんいち)駅長は「皆さんに楽しんでいただけてうれしい」と謝辞を述べていた。
サロンカーは午後0時6分に和歌山駅方面に出発。九度山真田鉄砲隊が「えい、えい、おー」と勝鬨(かちどき)の声を上げ、ご当地キャラクターが手を振って見送った。
このイベントは、JR和歌山線・橋本駅開業120周年とともに、JR紀勢本線電化40周年も合わせて開催。インターネットで知って参加した東京都府中市在住の会社員・伊藤由章(いとう・よしあき)さん(53)は、「機関車で走る客車は、昔の列車の原点であり、魅力いっぱいです。また、この地方は高野山のふもとで、きれいな山脈(やまなみ)や、紀の川が眺められてよかったです」と喜んでいた。
サロンカーは和歌山駅から紀勢本線で紀伊勝浦駅~新宮駅に到着。乗客は一泊して翌日、白浜駅~和歌山駅に帰ることになっている。
写真(上)はサロンカー到着を歓迎する橋本・伊都地方のキャラクターと九度山真田鉄砲隊。写真(中)は珍しいサロンカーに連結する機関車の光景と撮影に心込めるカメラマンたち。写真(下)は和歌山駅に向け橋本駅を出発するサロンカーをバックに勝鬨を上げる九度山真田鉄砲隊の面々。

更新日:2018年7月21日 土曜日 00:00

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