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「わ の共演」楽しく♪講話や邦楽演奏~橋本公民館

高野山真言宗の名刹・応其寺(おうごじ)僧侶の講話や著名人による邦楽演奏で、日本の素晴らしさを伝える「わ の共演」が7月18日、和歌山県橋本市の橋本地区公民館=中西章子(なかにし・あきこ)館長=で開かれ、約80人の聴衆を感動させた。
この日、橋本市橋本の応其寺の松井孝憲(まつい・こうけん)副住職が講話、和服姿の筝曲家・山田裕子(やまだ・ひろこ)さんと尺八奏者の辻本公平(つじもと・こうへい)さんが演奏、その伴奏で注目のアーティスト・美来(みく)さんが歌声を披露した。
先ず、松井副住職は「手を合わせる心」をテーマに講話。木喰応其上人(もくじきおうごしょうにん=1536~1608)は、近江国の武士で、高野山で得度。豊臣秀吉の高野山攻めを防ぎ、金剛峯寺や壇上伽藍(だんじょうがらん)などの再興に尽力した偉業を紹介。
さらに秀吉らの高野参詣用として、紀の川に橋を架けたことが「橋本」の地名の起こりで、秀吉の許可を得て塩市、舟運を開き、今の橋本繁栄の基礎を築いたことを説明した。
そのうえで、「手を合わせる心」について、お盆=盂蘭盆会(うらぼんえ)=の意味を解説。過去帳を見ると、どの家も200年に1度の割合で、とてつもない大災害・飢饉(ききん)に見舞われていることを紹介。
その時、1番早くに死ぬのは嫁(よめ)で、2番は祖父母。それは子供など家族を守りたい一心から。また、盂蘭盆会は、中国の目連尊者(もくれんそんじゃ)=お釈迦様の弟子=が、仏教(皆の祈り)によって、亡母を地獄から救ったのが始まりと解説。「お盆はご先祖様に感謝し共に過ごしましょう」と話した。
この後、山田さんの箏、辻本さんの尺八で「上弦の曲」「見上げてごらん夜の星を」「天城越え」などを演奏。山田さんの箏伴奏で、美来さんが自作の「心音(こころおと)」、さらに山田さんの箏、辻本さんの尺八伴奏で「ハナミズキ」「アメイジンググレイス」を声高らかに歌い上げると、会場から大きな拍手が起きていた。
中西館長は「私たち日本に生まれてよかった。日本には四季があるし、こんないい邦楽があります」と謝辞を述べて締めくくった。
写真(上)は山田さんの箏伴奏で歌う美来さん。写真(中)は「手を合わせる心」をテーマに講話する松井・応其寺副住職。写真(下)は手前から尺八奏者の辻本さん、箏演奏する山田さん、シンガーの美来さん。

更新日:2018年7月19日 木曜日 00:00

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