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米粉パン麺作りに精進誓う♪平野さん工房創設1周年

パン研究家でジュニア野菜ソムリエの平野貴代(ひらの・たかよ)さん(47)が、和歌山県橋本市山田348の1に「お米専門工房 結~musubi~」を創設して、7月21日(土)で満1周年になる。この間、平野さんの「結(むすび)パン」は、第1回「ライスジュレ(米ゲル)ジャパングルテンフリーレシピコンテストinかわち」でグランプリを獲得し、さらに「プレミアわかやま」に認定された。平野さんは「この受賞・認定をバネに、一層おいしい健康パンづくりに励み、ふる里の米の消費拡大につなげたい」と張り切っている。
平野さんは同県かつらぎ町在住。これまで橋本・伊都地方の子供たちに、同町の築野食品工業(株)のこめ油や米粉などを使った米粉パンづくりなどを指導、子供たちの将来に大切な「食育」に貢献してきた。
橋本市の天然温泉「ゆの里」パン工房・責任者時代は、無菌の地下水「金水」や温泉水「銀水」をブレンドした天然水「月のしずく」と、丹生都比売(にうつひめ)神社周辺で穫れた天野米(あまのまい)を使って「月のしずく米粉パン」を開発、「プレミア和歌山」推奨品に認定されるなど活躍してきた。
昨年7月21日には、同市山田の広域農道わきの建物2階に「お米専門工房 結~musubi~」を創設。グルテン(麦などに含まれるタンパク質)をまったく含まない、安全安心な「結(むすび)パン」&「結(むすび)めん」(商品名)をつくり、アレルギー体質の子供たちや、パン・麺の食通(しょくつう)に愛されてきた。
今年は第1回「ライスジュレ(米ゲル)ジャパングルテンフリーレシピコンテストinかわち」パン部門でグランプリを獲得、「プレミアわかやま」推奨品に認定されるなど、その実力が高く評価された。今では開店当初の米粉パン製品5種類を15種類に、米粉麺も1種類を2種類に増やし、おいしいと好評を博している。
プレミア和歌山の食パン「結パン」(100%国産米を使用、小麦、卵、乳製品は不使用)は、1斤(縦18・5センチ、横9・5センチ、高さ9センチ)780円(税別)、「結バンズ」(同、10センチ)は230円(同)。「結めん」(高野山麓の米を使ったグルテンフリーの米粉麺)は1袋(100グラム)290円(同)。
これらの商品は、すでに橋本市岸上の産直市場「やっちょん広場」で日曜日の午前9時~午後6時、和歌山市本町の「フォルテワジマ食品館」では火曜日の午前10時~午後7時に販売。7月14日以降は土曜・日曜・祝日、かつらぎ町滝の道の駅「くしがきの里」の「福みみ」でも販売することにしている。
平野さんは「お米で結ぶご縁に感謝し、今後も一層、米粉パンや米粉麺づくりに取り組み、皆様のご期待にお応えしたいです」と話していた。
問い合わせは平野さん(電話&FAX=0736・20・4720)。
写真(上)は第1回「ライスジュレ(米ゲル)ジャパングルテンフリーレシピコンテストinかわち」でグランプリを獲得した平野貴代さん。写真(中)はプレミア和歌山に認定された「結パン」。写真(下)はグルテンフリーの米粉麺「結めん」。


更新日:2018年7月7日 土曜日 00:00

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