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蛍袋咲いて源氏ボタル舞う♪玉川峡~空中で恋の光景も

ホタルの名所、和歌山県橋本市と九度山町を流れる紀伊丹生川の玉川峡谷で、蛍袋(ほたるぶくろ)の花が満開になり、今年も「源氏ボタルの乱舞シーズン」を迎えている。峡谷の清掃奉仕などに努めている「玉川愛好会」の上西進(うえにし・すすむ)会長は「輝くホタルの空中恋愛の光景も繰り広げられています」と紹介し、ホタル観賞を奨めている。
蛍袋は、とくに橋本市彦谷の玉川(紀伊丹生川)・犬戻り付近で開花。釣鐘(つりがね)または提灯(ちょうちん)形で、白か淡黄色の花が、沢山ぶら下がる。花に蛍を入れて明かりを楽しんだことや、提灯(ちょうちん)の古名が「火垂(ほた)る」であることなどから、そう呼ばれたらしい。
上西会長の話では、源氏ボタルの飛翔場所について、同市宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」近くの五光の滝~市平橋間(約4キロ)、九度山町青渕周辺、同町の旧・丹生川小学校~ふるさと物産店「さえもん」間(約2キロ)、同町河根の塩の瀬橋周辺=いずれも国道・県道沿い=と紹介。観賞時間は日没から午後9時頃までで、渓流の暗闇の中、時には穏やかに、時には激しく飛び交っている。
昨年10月の大型台風・豪雨で「今年のホタル飛翔は難しいのでは」と心配されたが、今の調子だと7月末頃まで観賞できそうで、その後も約半月間、今度は平家ボタルが飛翔することになる。
台風による路側決壊で、全面通行止めになっていた同町九度山985の国道370号も、すでに半年ぶりに開通しており、九度山町方面からも往来しやすくなっている。
上西さんは「渓流もきれいですが、静かな水面の上では、蛍火が映り、そこへ別のホタルが急接近すると、川面のホタルが中空に急上昇。すかさずホタルが猛スピードで追尾します。実に情熱的な恋愛風景ですよ。玉川峡のホタル見物は、大阪など県外ナンバーの車も多いですね」と話していた。
写真(上、下)は玉川峡谷に咲く蛍袋の花。写真(中)は源氏ボタル乱舞シーズンを迎えた玉川峡谷。

更新日:2018年6月11日 月曜日 00:00

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