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高野山案内犬「ゴン」安らかに♪慈尊院で追悼法要

全国の多くの参拝者から愛された高野山案内犬「ゴン」の17回忌法要&ペット供養が、戌年(いぬどし)の6月5日、ゴンの住処(すみか)だった和歌山県九度山町の女人高野・別格本山「慈尊院(じそんいん)」で営まれた。安念清邦(あんねん・せいほう)住職は「ゴンの道案内の貢献や、皆様方のペットの可愛さを思い、すべての動物たちの霊安かれと祈りました」と手を合わせていた。
ゴンは紀州犬と柴犬の雑種。昭和63年(1988)春、慈尊院に住みつき、大勢の参拝者を高野山(標高約850メートル)の金剛峯寺・壇上伽藍・奥の院まで、町石道(ちょういしみち=計約24キロ)を案内し、「お大師様の使いの名犬」として愛された。
平成14年(2002)6月5日に老衰のため永眠。同院は境内に高台を設け、弘法大師・空海と鎮座(ちんざ)する「ゴンの石像」を建立。昨年12月末には、高野山の寺院住職の奥様の協力で、ゴンの石像を袈裟衣(けさごろも)や光背で飾った。
この日、ゴンの石像前で、安念住職と安念邦賢(ほうけん)副住職が読経し、和讃講の4人が御詠歌をうたい、ゴンを愛する関係者らが次々と焼香・献花して、ゴンやペットたちの冥福を祈った。
ゴンの物語については、シンガーソングライター妙佳(taeka)さんが、橋本市隅田町の画家・信木俊輔(のぶき・しゅんすけ)さんの絵、妙佳さん文による「高野山案内犬ゴンのお話」と題した紙芝居を製作。バンディ石田さん作詞・作曲、妙佳さん歌唱の「高野山の案内犬ゴンの歌」もある。
妙佳さんは大阪市内142小学校いきいき学級(児童計約5000人)を巡って、この紙芝居&歌を上演し、全児童から「感想文」や「絵の綴り」を集めて同院に奉納。この日の追悼法要でゴンの石像前に供えられた。
大阪から訪れて参列した妙佳さんは焼香・献花した後、「きょうはゴンや子供たちのやさしい気持ちを思って、目頭が熱くなりました。これからもゴンの活躍ぶりを、多くの皆様に伝えていきます」と誓っていた。
写真(上)はゴンの石像前で追悼法要を営む安念住職ら。写真(中)はゴンの石像に焼香・献花し手を合わせる妙佳さん。写真(下)は献花やお供物で飾られたゴンの彫像。

更新日:2018年6月6日 水曜日 00:00

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