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新緑洗心の高野山♪壇上伽藍など散策ゆったりと

和歌山県高野町の世界遺産・高野山は今、「新緑洗心(しんりょく・せんしん)」の季節を迎え、国内外から訪れる大勢の参拝・観光客の心を潤している。高野山霊宝館では企画展「室町時代の高野山」を開催中で、6月には弘法大師・空海の降誕会(ごうたんえ)「青葉まつり」がある。高野山は標高850メートルで、気温は下界より5度前後低く、とくにこの季節、宗教都市の素敵な旅ができそう。
高野山真言宗総本山・金剛峯寺の壇上伽藍(だんじょうがらん)では、朱塗りの根本大塔をバックに楓(かえで)がそよ風に吹かれている。
もっとも新緑が心地よいのは、金剛峯寺わきの「六時の鐘」付近から、国宝・不動堂わきの石段まで続く蛇腹道(じゃばらみち)。秋には、紅葉(もみじ)、銀杏(いちょう)、櫨(はぜ)、桜などが紅葉するが、今は、すべて新緑そのもので、まさに一幅の絵であり、多くの命の往来する「新緑のトンネル」を成している。
高野山・大門では阿吽(あうん)の仁王像が、力強い眼光を放つ中、周辺の木々では緑したたり、高野山開創1200年記念大法会で再建された中門(ちゅうもん)わきでは、美しい鏡池に輪橋(りんきょう)と若葉が映っていて、カップルや家族連れの人影が行き来する。
フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは「高野山には、よく写真撮影に来させてもらいますが、いつ訪れても、四季折々の風景感覚は異なりますね。だからこそ楽しいです」と話した。
高野山霊宝館の企画展「室町時代の高野山」=前期(~5月27日)後期(5月29日~7月8日)=は会期中無休。拝観料は一般600円。高校・大学生350円。小・中学生250円。高野山霊宝館(電話=0736・56・2029)。
「青葉まつり」は6月14日(木)に前夜祭。同15日(金)の本番は、降誕会法会(ごうたんえほうえ)などの後、正午から高野山一の橋など〜金剛峯寺間の約1・5キロの目抜き通りで「花御堂渡御(はなみどうとぎょ)」があり、約1500人の行列が練り歩く。少雨決行。観覧無料。問い合わせは高野山奉讃会(電話=0736・56・2011)へ。
写真(上)は新緑そよぐ高野山・壇上伽藍=バックは根本大塔。写真(中)は薫風の吹き抜ける高野山・大門。写真(下)は新緑のトンネル高野山・蛇腹道。

更新日:2018年5月29日 火曜日 00:00

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