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今夏もホタル情緒を♪紀見峠駅近く・早や桐の花咲く

和歌山県橋本市矢倉脇の南海高野線・紀見峠駅近くの冷谷川(ひえたにがわ)の堤で、1本の桐の木の花が咲き始めた。ここは橋本一の源氏(げんじ)ボタルの名所で、昨年秋の台風・豪雨により、幼虫は流されたものの、近くの養殖場に被害はなく、6月下旬には源氏ボタルが飛び交う。それに先立ち、国道371号沿いの笹尾川では、5月中旬から源氏ボタルを観賞できそう。
紀見峠駅東側の根古川(ねこがわ)・矢倉橋(やくらばし)近くにある、喫茶「さふらん」=金澤(かなざわ)モト子さん経営=のボックス席に座ると、西側の窓に新緑の山々と、桐の花が見える。
桐の木の場所は、紀見峠駅北側の踏切と、すぐ先の冷谷川の小橋を渡って、川沿いの林道をちょっとばかり登ったところ。桐の木は70~80年生で、高さ約10メートル。やがて薄紫色の筒状の花々に覆われる。
冷谷川は沢山の小滝のある渓流で、森脇さんら地元住民が、10数年前から源氏ボタルを養殖。土手の草刈りや、道の整備などに取り組み毎夏、ホタル観賞会を開催してきた。
この辺りの山間部は、世界的数学者で文化勲章受章者の岡潔(おか・きよし)博士が、ホタル狩りをしている途中、難問が解けたと言われる閑静な地域でもあり、県内外から観光客が訪れ、自然の美しさに心癒されている。
ところが、昨年10月の台風21号・豪雨で、ホタルの幼虫はすべて流され、三石山(標高約740メートル)に登る林道も、路側決壊で通行止めに。それでもすでに林道は改修されて通行OKとなり、森脇さんらがホタル養殖場を設けていたので、飛翔数は少ないものの、今夏も「ホタル情緒」を楽しめるという。
また、ホタルの出現が一番早いと言われる、同駅から徒歩10分程度の、国道371号沿いの笹尾川(ささおがわ)では、今年も5月中旬から下旬にかけて、沢山の源氏ボタルが飛び交い、幽玄の世界をあらわしそう。
橋本市区長連合会・紀見地区会長で橋本観光ガイドの会の森脇稔(もりわき・みのる)さんは、「ホタルの飛翔状況は、FMはしもとで放送してもらいます」と話し、「この辺は紀見峠駅から近いので、昼は心地よい清流、夜はホタル情緒…。ゆったりと散策を楽しんでください」と言っている。
喫茶「さふらん」の営業時間は午前9時~午後5時。土曜・日曜休み。ホタル観賞の問い合わせは森脇さん(電話=090・5244・0486)へ。
写真(上)は間もなく源氏ボタルが飛び交いそうな笹尾川。写真(中)は咲き始めた桐の花。写真(下)は渓流も美しい冷谷川の小滝。

更新日:2018年5月9日 水曜日 00:00

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