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ミニ電車も清流も素敵♪真田まつり・観光客楽しく

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場で5月5日、伝統の「真田まつり」が開かれ、県内外から大勢の観光客が訪れた。紀州九度山真田武将隊の演武はもちろん、紀伊丹生川の上空を泳ぐ約100匹の鯉幟(こいのぼり)を仰いだり、芝生広場を走るミニ電車に乗ったり、〝幸村の里〟ならではの初夏を楽しんでいた。
この日、特設ステージに元OSK男役トップスター・桜花昇ぼる(おうか・のぼる)さんと、OSK女役トップスター・朝香櫻子(あさか・さくらこ)さん、さらに紀州九度山真田武将隊の梅下修平(うめした・しゅうへい)・西辻香(にしつじ・かおり)正副隊長らが登場。
関ヶ原の戦いで敗退後、真田昌幸・幸村父子が九度山に閉居され、その後、大坂城出陣までの九度山物語について、歌と踊り、演武で披露、その勇猛果敢さや、武将のやさしさがひしひしと伝わり、多くの観客の心を打っていた。
また、芝生広場では、ジャンボな「ふわふわきいちゃん」が置かれ、子供たちは元気に飛び跳ねる。その周囲に敷設された線路上では、南海高野線の「こうや号」「天空」のミニ電車が走り、そこにまたがる家族連れらは、大人も子どもも、まさに天衣無縫の喜びでいっぱい。
紀の川にそそぐ紀伊丹生川の河口付近では、その上空に「鯉幟の川渡し」が施され、5月の薫風に吹かれて大きくひるがえる。その下では、あちこちにテントを張って、昼食を味わい、子供たちは清流に入って水しぶきを上げていた。
丹生川橋を渡る多くの観光客は、その風景を見渡して、「幸村の里はいいな」「さすがに山河のきれいなこと」などと、口々に話し合っていた。
写真(上)は「ふわふわきいちゃん」の周囲を走るミニ電車を楽しむ家族づれら。写真(中)は紀州九度山真田武将隊の演武。写真(下)は紀伊丹生川の鯉幟の川渡しの下で、清流を楽しむ家族連れ。


更新日:2018年5月5日 土曜日 23:18

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