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丹生川鉄橋・化粧直し!南海高野線・鉄道ファン感激

和歌山県九度山町の南海高野線・九度山駅~高野下駅間にある「丹生川鉄橋」(国の近代化産業遺産)が、美しく〝化粧直し〟され今後、鉄道ファンの撮影スポットとして脚光を浴びそう。橋本市在住のフォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは、「赤い鉄橋が新緑に映えて、とくに電車が渡る時は、絶景そのものです」と称賛している。
南海高野線(高野大師鉄道)は、大正14年(1925)7月、大阪の汐見橋駅(道頓堀)~高野下駅間が開通。この時、丹生川鉄橋が、紀伊丹生川・赤瀬橋(あかせばし)下流に架けられた。さらに鉄道は極楽橋駅(ケーブルカー)高野山駅へつながり、大勢の高野山の参拝・観光客を運んできた。
この丹生川鉄橋は全長約73メートル。橋脚はレンガ造りで、橋梁は赤く、全体を塗装・強化。「丹生川橋梁」として、経済産業省の近代化産業遺産(大衆観光)に登録されている。近年その彩色がくすんできたため、塗装工事を施して今春完了、、鉄橋は綺麗で頑丈な往時の姿をよみがえらせた。
とくに初夏は、紀伊丹生川の清流がせせらぎ、周囲の山々の新緑が潤って、例えば、高野山に向かう電車が鉄橋を渡ると、たちまちトンネルに吸い込まれていく。その光景は絶妙で、鉄道ファンは必死でアングルを考え、シャッターチャンスを待っている。
一方、昨年10月の台風21号・豪雨で、路側決壊して全面通行止めだった国道370号は、復旧工事を終えて今春、半年ぶりに開通。高野山に登るドライバーらが、新鮮な丹生川鉄橋に驚きながら、次々と下をくぐっている。
かつて本紙・特集面で「南海高野線アーカイブス」を連載した北森さんは、「丹生川鉄橋は、トンネルを抜けると、すぐに丹生川があり、逆に丹生川を渡ると、すぐにトンネルに入る。その周辺の山河には四季があり、何とも素敵な風景」と讃えていた。
写真はいずれも塗装工事終了後、電車が走る丹生川鉄橋の風景=北森さん撮影。

更新日:2018年5月3日 木曜日 00:00

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