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これが真田丸だ!全貌紹介~真田ミュージアム企画展

戦国武将・真田幸村(信繁)ゆかりの和歌山県九度山町の「九度山・真田ミュージアム」で、2018年度企画展「これが真田丸だ!」が開かれている。最新の調査研究に基づき、今まで謎(なぞ)とされてきた大坂城の幻の要塞(ようさい)「真田丸」の全貌と強さの秘密を紹介している。町内では武者人形などを飾る「町家の人形めぐり」(~5月5日)も開催中で、中野正蔵(なかの・しょうぞう)館長は「どうぞお楽しみください」と来館を呼びかけている。
幸村は大坂冬の陣で、徳川軍を迎撃する出城「真田丸」を、大坂城から南に続く上町台地に築いた。今回、その城跡に建つ学校法人・大阪明星学園の明星中学・高校の美術部員が製作・寄贈した「真田丸のジオラマ」を展示。
そこには既存の寺々の周囲に門や廊下、発砲口のある塀をめぐらせ、幟旗(のぼりばた)が林立。敵兵の動きを察知する物見櫓(ものみやぐら)や、米俵(こめだわら)を収めた食糧庫などがある。
その後ろのスクリーンでは、「大坂冬の陣図屏風(びょうぶ)」(東京国立博物館所蔵)に描かれた、勇ましい合戦模様の絵を次々と映し出し、約7分間のナレーションで解説している。
三方の壁面には「真田丸の強さ 八つの秘密」のタイトルで、その答えを絵と文で披露。例えば「なぜ、巨大な砦(とりで)が突然(1か月余りで)出現したのか」には、「高台や谷などの地形を巧みに利用した」、「なぜ、大坂城の外に出城を築いたか」には「徳川軍を引き付けて戦う〝おびき寄せ作戦〟だった」と説明。
「なぜ、3000人もの兵士の立てこもる砦が、あっという間にできたのか」には、「そこにあった沢山の寺を利用した」、「なぜ、真田丸の鉄砲隊はつよいのか」には、「九度山周辺には猟師が多く、すぐれた腕前を持つ強い鉄砲隊になった」と記している。
近くには〝真田の赤備え〟の六文銭・家紋入りの兜(かぶと)や陣羽織(じんばおり)が用意され、だれでも「着装自由」で、とくに子どもや若者たちは大喜び。家族や友人たちが懸命に記念撮影している。
「これが真田丸だ!」は第1期(~7月29日)、第2期(9月5日~来年3月31日)に分けて開催。第1、2期の間は、全日本刀匠会近畿支部展「武士の魂『日本刀』近畿の現代刀匠による技と美」(8月1日~9月2日)が開かれる。
開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)。入場料は高校生以上500円、小中学生250円。月、火曜日は休館(但し4月30日、5月1日、8月13、14日は開館)。
問い合わせは九度山・真田ミュージアム(電話=0736・54・2727)へ。
写真(上)は「真田丸のジオラマ」とスクリーンで映像・ナレーション解説。写真(中)は真田丸の出城跡などを説明する中野館長。写真(下)は子どもたちは真田の兜と陣羽織を着装して大喜び。

更新日:2018年4月13日 金曜日 00:00

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