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あぁ高野山へ走行安心♪玉川峡・河合トンネル改修

和歌山県橋本市から、高野山方面へのぼる国道371号「河合トンネル」は、空高(道路~天井)が低いため、再三、中型バスやトラックが中程で立往生(たちおうじょう)するトラブルもあったが、和歌山県はこのほど、空高を約50センチ拡げるなどの改修工事を行い、スムーズに走れるようになった。
この「河合トンネル」は、玉川峡谷(紀伊丹生川)の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」の高野山寄り2・2キロの位置。トンネルの規模は長さ約62メートル、空高約3・8メートル、幅約4メートル。
地元住民の話では、トンネルが狭いうえ、天井部分の凹凸も多く、それを知らずにやってきた、中型バスや4トントラックが、中程で屋根がつかえ、たびたび動けなくなり、外に出すのに苦労したという。
このため和歌山県は今年1月、トンネル改修工事に着手。トンネル内の道路部分を約50センチ掘り下げ、空高を約4・3メートルに拡張。凹凸を極力なくし、モルタルで吹き付け塗装した。トンネルに通じる南北道路も拡幅するなどアスファルト舗装。3月末に完成した。
「やどり温泉いやしの湯」の西裕生(にし・ゆうき)社長は「ここは高野山方面へ行き来する車が多いので、トンネル内で立往生する車があると、それこそ大変です。走りやすくなって、とても有難いです」と喜んでいた。
写真(上)は改修工事を完了した河合トンネルと北側の道路。写真(中)は道路部分を掘り下げ空高を拡張した河合トンネル。写真(下)は河合トンネルと南側の道路。


更新日:2018年4月8日 日曜日 00:00

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