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金剛峯寺に春の薄氷♪山門参道の大盥・手桶かがやく

和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺は、朝晩は寒いものの、昼間は暖かい日差しがあり、高野山ならではの早春の趣(おもむき)を呈している。とくに高野山真言宗の新法印・静慈圓(しずか・じえん)大僧正(75)の就任を祝う転衣式(てんねしき)の3月12日朝は、山門前の幾つもの手桶(ておけ)に薄氷(うすらい)が張り、それも昼過ぎにはすっかり解けてしまう。参拝・観光客らは、「何という心地良さ」と呟きながら、喜んでスマホ撮影していた。
この日、高野山(標高約850メートル)の天気は快晴で、最低気温は午前6時の氷点下4度、最高気温は午後3時の9度、風はほとんど無風だった。
金剛峯寺・山門前の左右には、朱塗りの大盥(おおたらい)が1つずつ置かれ、参道わきには合わせて24を数える手桶が並んでいる。
午前はその大盥や手桶に、厚さ約2ミリの氷が張り、参拝・観光客らは「やっぱり高野山、下界よりは4、5度低いね」などと、やや驚きながら見入る。
さらに山門をくぐると、金剛峯寺の桧皮(ひわだ)屋根の棟にも、大きな天水桶(てんすいおけ)が見える。これは普段から雨水を溜めていて、万が一の火災に備えるものだが、「あそこも氷が張っているのでは」と、思わず見上げていた。
今年の「春彼岸」は3月18日(日)、「彼岸の中日」は同21日(水・春分の日)、「彼岸明け」は同24日(土)となっている。天気予報では「暑さ寒さも彼岸まで」のことば通り、今年も「春本番」はすぐそこに来ている。
写真(上)は薄氷が張った高野山・金剛峯寺山門の大盥。写真(中)は手桶に張った厚さ2ミリ程度の薄氷。写真(下)は薄氷が光る3つ組み合わせた手桶。

更新日:2018年3月14日 水曜日 00:00

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