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愛してねチェンバリーハープ♪木下さん弦鳴楽器開発

和歌山県橋本市柏原のハンマーダルシマ―奏者・木下加寿子(きのした・かずこ)さんは、誰でも簡単に弾ける弦鳴(げんめい)楽器「チェンバリ―ハープ」を開発し、音楽を奏でたい女性たちに「素敵な音色が生まれて楽しい」と喜ばれている。
木下さんは平成22年(2010)春、柏原376の4に自宅兼音楽サロン「リュスモーネ」(月の光)を新築。ここでピアノやハンマーダルシマー(撥=ばち=で奏でる打弦楽器)教室を開く一方、一流の演奏家を招いてコンサートを開催してきた。
数年前、木下さんがピアノの指導をしていた、若いダウン症の女生徒が、これまで演奏できていた「エリーゼのために」を、とうとう弾けなくなった。
そこで木下さんは、この女生徒に「ヘルマンハープ」(ドイツ製ハンドメイド弦楽器)を推奨したが、かなり高価なため、簡単には買えない。そこでギター制作専門家の協力を得て、平成26年10月、楽譜を読めなくても演奏できる「チェンバリ―ハープ」を開発、特許庁から商標登録を認可された。
この楽器は高さ65センチ、最大幅34センチ、厚さ7センチの台形板に25本の弦を張ったスタンド型。とても安価で、持ち運びが便利、音色の響きもよく、楽譜が読めなくても演奏できる、親しみやすい楽器である。
今では、ダウン症の女生徒だけでなく、そのお母さん、そして70歳代の女性たちが、熱心に演奏練習。ダウン症の女生徒は、木下さんとともに旧・橋本小学校跡や紀和病院などで「チェンバリ―ハープ」を演奏。会場から大きな拍手を浴びている。
木下さんは「チェンバリ―ハープは、まだまだ世間に知られていませんが、ダウン症の方にかかわらず、高齢の方々など、この楽器で楽しい時間を過ごせば、心身共に爽やかになると思います」と話していた。
問い合わせは木下加寿子さん(電話=090・2062・0692)へ。
写真(上、下)は素晴らしい「チェンバリ―ハープ」と開発した木下さん。写真(中)は一流の演奏家がコンサートを開いている音楽サロン「リュスモーネ」。

更新日:2018年3月10日 土曜日 00:00

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