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爽快!高野の火まつり~金剛峯寺前で2000人合掌

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)に春を呼ぶ「高野の火まつり」(大柴灯護摩供=だいさいとうごまく)が3月4日、高野山真言宗総本山・金剛峯寺前の駐車場で営まれた。山開きや霊場開き、諸願成就を祈る恒例行事で、全国から約2000人の善男善女が集まり、厳かに執り行われた。
高野の火まつり実行委員会=目黒寿典(めぐろ・じゅてん)委員長=が主催。高野山の子供や若者たちでつくる「高野和太鼓 童 DONKAKA(わらべ どんかか)」による、勇ましい和太鼓演奏で開幕した。
金剛峯寺の中西啓寶(なかにし・けいほう)座主管長と、山伏(修験者)姿の僧侶ら約80人が、四方を竹と綱と紙垂(しで)で囲んだ結界内に登場。
中西座主管長が「洒水加持(しゃすいかじ)」で場を清め、修験者らが大斧(おおおの)や剣(つるぎ)、弓矢で邪気払いの儀式を執り行い、「ブゥオオー」と吹き鳴らす法螺貝(ほらがい)の音を合図に、檜葉(ひば)で組まれた護摩壇に点火すると、たちまち真っ赤な炎と昇龍のような煙が立ちのぼり、山伏らは願文を書いた護摩木を次々と投げ入れた。
最後に大勢の参拝・観光客が、次々と修験者から錫杖(しゃくじょう)で背中を撫でてもらいながら合掌、家内安全や健康長寿、世界平和を祈っていた。
この日の高野山の天候は晴れで微風、気温は16・8度とあたたかく、いよいよ春到来を感じさせ、参拝・観光客らは「霊場・高野山で、素晴らしい火まつりを観覧できました」「修験者から加持祈祷を受けて、心身ともにすっきりしました」と喜んでいた。
写真(上、下)は「高野の火まつり」で激しく煙をふき上げる護摩壇。写真(中)は弓矢で邪気払いを行う山伏。

更新日:2018年3月5日 月曜日 00:00

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