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槍状の氷柱光る!高野山・奥の院~頭上足元に要注意

日本列島に大寒波が再三到来する今冬、和歌山県高野町の弘法大師・空海の御廟(ごびょう)のある奥の院などで、沢山の長い氷柱(つらら)が生まれ、その聖域の季節の趣(おもむき)とともに、冬の高野山の厳しさ示した。立春を3日後に控えた2月1日、山上山麓ともに降雪に見舞われ、参拝・観光客の厳寒との戦いは当分続きそう。
高野山真言宗・寳壽院(ほうじゅいん)=奈良県川上村=の信者ら5人が1月下旬、奥の院・玉川で寒中水行に挑んだ際は、水温1度、気温氷点下4度で、白衣の信者らの肌は真っ赤になり、白息(びゃくそく)が流れた。
近くでは玉川を背に地蔵菩薩、不動明王など「水向(みずむけ)地蔵」が立ち、頭や肩などは冠雪、随所で水が筋状に凍る。参詣人は経木を供え、柄杓(ひしゃく)で水を手向けて合掌した。
木造の御茶處(おちゃどころ)の屋根からは、長さ約1メートルもある氷柱数本が、まるで槍(やり)のような光を放っている。
近くの東屋(あずまや)風の手水舎(てみずしゃ)では、蓮形(はすがた)の水槽(高さ約1・5メートル)から、8筋の水が流れ落ち、周囲は分厚い氷でおおわれ、8本の柄杓(ひしゃく)も凍りついて動かない。
一旦、気温は緩んだものの、2月1日は氷点下4~同1度と厳しく、再び雪は降り、氷柱が次々生まれる。2月4日(日)は「立春」とはいえ、まさに「春とは名のみ」、厳寒は当分続きそうである。
高野山では要所に「頭上、足元に注意!」と大書した立看板を設置。「氷柱は日や風により落下」「参道などは雪が氷結する」ので、「くれぐれも注意するように」と警鐘を鳴らしていた。
写真(上)は槍のような氷柱の生まれている高野山・奥の院の御茶處。写真(中)は雪をかぶり柄杓の凍りついた水向地蔵の光景。写真(下)は蓮型の水槽の周りが氷結した奥の院の手水舎。

更新日:2018年2月2日 金曜日 00:00

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