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前畑さんの競泳着に感激♪朝ドラ実現めざす市民大会

日本女性初のオリンピック水泳・金メダリスト・前畑秀子(まえはた・ひでこ)さんの、「NHK朝ドラ実現を目指す市民大会」が開かれた1月21日、会場の橋本市民会館1階ロビーで、前畑さんの競泳着と金メダルなどが展示され、大勢の市民を感激させた。NPO法人わかやま伝承館の江川哲二(えがわ・てつじ)館長は、「この競泳着と金メダルを同時に展示するのは珍しいです。前畑さんの功績を感じていただければ」と話していた。
競泳着は同伝承館、金メダルは前畑さんの孫の兵藤大二郎(ひょうどう・だいじろう)さん(名古屋市)が所蔵。この日、市民会館1階玄関ロビーにガラスケースを設置。その中のハンガーに競泳着を掛け、その前の額縁に金メダルを飾った。
競泳着は黒っぽく、胸元に「日の丸」の国旗を表示。説明板には「戦前は化学繊維がなく、水着は絹(きぬ)で作られ、伸縮性も少なく、水を吸収して重くなる。それでも高価なため、1人1着しか与えられず、他の選手と水着の使い回しをしたらしい」と記(しる)した。
このほか、前畑さんが1936年のベルリンオリンピック女子200メートル平泳ぎで、金メダルを獲得する瞬間の泳ぎっぷりを絵や文で教えた小学校の教科書や、橋本尋常小学校・卒業証書、少女時代に紀の川の岩場からダイビングする前畑さんの写真、「水一筋」「一に努力 二に努力 三また努力」などの前畑さんのサイン入り色紙なども展示された。
とくに、前畑さんのベルリンオリンピック決勝風景は、当時のNHK・河西三省(かさい・さんせい)アナウンサーが、「前畑ガンバレ、前畑ガンバレ」と20回以上も連呼して、最後には「前畑勝った、前畑勝った、勝った、勝った、勝った…」と叫び続け、全国民が感涙したことで知られる。
それだけに、出展された競泳着と金メダルの前には、訪れた約600人の市民らが次々立ち止まり、80年以上もの昔にタイムスリップ。「前畑さん、これを着ていたの」「まるで前畑さん、そこにいるみたい」などと見入っていた。
市民大会に出席した椙山女学園の顧問で椙山歴史文化館の椙山美恵子(すぎやま・みえこ)館長は「前畑さんは橋本のまちと紀の川で育まれ、努力で金メダルを獲得されたことを、全国の人々に知ってほしい」と話し、NHK朝ドラ実現の協力を訴えていた。
写真(上)は前畑さんの競泳着や金メダルを観覧する子供たち。写真(中)は好評を博した前畑さん関連の展示場。写真(下)は前畑さんの活躍ぶりをにじませる競泳着と金メダル。

更新日:2018年1月22日 月曜日 13:51

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