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前畑さん朝ドラ実現へ市民大会♪21日橋本市民会館

和歌山県橋本市出身のオリンピック水泳・金メダルリスト・前畑秀子(まえはた・ひでこ)さんのNHK朝ドラ実現を目指す「市民大会」が、1月21日(日)、橋本市民会館で開かれる。橋本市「朝ドラ誘致室」の森中寛仁(もりなか・ひろひと)室長は「前畑さんの写真展や紙芝居、朗読劇などがあるので、ぜひ、参加して盛り上げてほしい」とアピール。素敵な賞品が当たるお楽しみ抽選会もある。参加無料。
前畑さん(1914~95年)は少女時代、紀の川で遊泳して心身を鍛え、名古屋の椙山(すぎやま)女学園時代、世界的な実力を身につけた。1936年のベルリンオリンピック女子200メートル平泳ぎで見事、日本女性初の金メダルを獲得した。
「NHK朝ドラ実現 市民大会」は橋本市、同市教委、朝ドラ誘致室実行委員会が主催。当日のプログラムは午前10時から市民会館1階ロビーやギャラリーで、前畑さんの競泳着や写真、児童が描いた絵画などを展示。賞品をゲットする「まえはたクイズ」もある。
午後1時から大ホールで、先着600人に「まえはたスポーツタオル」(35×85センチ)を贈呈。第1部で市立境原小学校6年生9人による和太鼓演奏でオープニング。
平木哲朗(ひらき・てつろう)市長や朝ドラ誘致実行委員会の越山雅巳(こしやま・まさみ)委員長、椙山女学園の顧問で椙山歴史文化館の椙山美恵子(すぎやま・みえこ)館長、東海学園大学スポーツ健康科学部の木村華織(きむら・かおり)講師が挨拶。
この後、橋本、名古屋、岐阜の3市長が今年7月、朝ドラ誘致実現に向けた、市民23万人の署名をNHK会長に手渡したことなど、これまでの誘致活動をスクリーンに投影して紹介する。
第2部は三石小学校6年生の女子水泳選手が作文を朗読、県立古佐田丘中学校・放送部員5人が紙芝居「前畑秀子物語」を映像で披露。さらに今年、演劇「紀ノ川の少女」を演じて喝采を浴びた橋本高校・演劇部が、今度はそれを基に朗読劇を演じる。
ここで「お楽しみ抽選会」を開いた後、県立橋本高校・バトン部(1、2年生17人)がダンスで盛り上げ、バンザイ三唱で締めくくることになっている。
森中室長は「入場整理券&抽選券は各地区公民館や朝ドラ誘致室で事前配布中で、大会当日も会場で用意しています」と話している。
問い合わせは「朝ドラ誘致室」(電話=0736・26・8288)。
写真(上)はベルリンオリンピック女子200メートル平泳ぎでベネンガー選手(手前)を引き離して優勝する前畑さんの瞬間の光景。写真(中)は先着600人に贈呈するスポーツタオルと多くの参加を呼びかける森中室長。写真(下)は念願のオリンピック優勝を果たして満面笑みの前畑さん。


更新日:2018年1月4日 木曜日 00:00

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