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「戌の大絵馬」奉献♪隅田八幡神社へ隅田中学美術部

国宝・人物画象鏡が伝わり、放生会(ほうじょうえ)起源の担ぎ屋台(だんじり)でも名高い、和歌山県橋本市垂井の隅田八幡神社=寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司=は、12月17日、地元の市立隅田中学校美術部から奉献された、来年の干支(えと)「戌(いぬ)の大絵馬」の奉納奉告祭を営み、同神社拝殿わきに掲げた。寺本佳文(よしふみ)禰宜(ねぎ)は「誠に清らかで可愛い白犬の大絵馬です。戌年生まれの方やそのご家族連れ、犬好きな方々が、この前で写真撮影され、幸せになっていただきたい」と喜んでいる。
この大絵馬は、高さと幅が各1・8メートルでベニヤ板製。水性塗料を使い、上部には巴(ともえ)の神紋と「開運」の2文字を記し、中央に紅白の首飾りをした純白の犬1頭、その左右に隅田中学生をイメージした萌えキャラ=男子「だっくん」女子「すーちゃん」=の2人の神官姿を描いた。
これまでの大絵馬は、地元在住の日本画家・山内清治(やまうち・せいじ)さんが、平成18年(2006)の「戌年」から、今年の「酉(とり)年」まで十二支を製作・奉献。多くの参拝・観光客の幸せを祈ってきた。
今回は隅田中学校・美術部(女生徒16人)=顧問・由良木強(ゆらき・つよし)教諭=が引き受け、夏休み中に製作。先輩の指導などにより、もともと先輩たちが考えた〝萌えキャラ〟を基に、今風の趣(おもむき)で犬と神官姿を描いたという。
この日、大絵馬を拝殿に運び、美術部・前部長で3年生の神谷真子(かみたに・まこ)さん、現部長で2年生の小坂(こさか)みやびさんら部員9人と、由良木教諭が出席。寺本禰宜が祝詞(のりと)を奏上し、部員らが2礼2拍手1礼、玉串を奉奠(ほうてん)して、奉献を寿(ことほ)いだ。
「戌の大絵馬」は氏子青年会会員らが、今年の「酉の大絵馬」と交換。「戌の大絵馬」は拝殿前西側に設置、「酉の大絵馬」は酉年生まれの参拝者に配慮して、来年2月頃まで拝殿東側に置くことにしている。
隅田中学校・美術部は、これまでJR和歌山線・隅田駅、下兵庫駅、隅田歴史館、飛び越え石のある真土・万葉の里などに大看板や顔出しパネルなどを製作・設置。積極的に地域貢献してきた。
小坂・神谷前・現部長は「これまでの絵馬は、とてもかっこいいと思いますし、私たちの絵馬もなかなか可愛い感じに仕上がりました」「皆さん、この絵馬をご覧になり、幸せになってほしいです」と希望。由良木教諭は「絵馬製作だけでなく、この奉納奉告祭に出席できたことは、部員たちの将来のためにも、いい体験になりました」と話していた。
写真(上)は隅田八幡神社・拝殿わきに設置された「戌の大絵馬」と製作・奉献した隅田中学校・美術部の生徒たち=後列右端は由良木教諭。写真(中)は隅田八幡神社・本殿に向かって2礼2拍手1礼する隅田中・美術部員たち。写真(下)は奉納奉告祭の後、拝殿前で記念撮影する「戌の大絵馬」と同美術部員や寺本禰宜、由良木教諭ら。

更新日:2017年12月18日 月曜日 00:00

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