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岡博士の「講義録」配布へ♪12月・研究者2人講演

世界的超1級の数学者で和歌山県橋本市の名誉市民である岡潔(おか・きよし)博士(1901~78年)を讃える初の「岡潔 顕彰講演会」が、12月10日(日)午後1時30分~同4時、橋本市東家の同市教育文化会館2階大ホールで開かれる。
主催する橋本市岡潔数学WAVE=瀬岡佳史(せおか・よしふみ)会長=は、11月16日開いた理事会で、岡博士の講演(肉声)内容を文字に起こして綴り、参加者300人に配布することを決め、多くの参加を呼びかけている。聴講無料。但し整理券=橋本市中央公民館と各地区公民館で配布=が必要。
同講演会・第1部では、「岡潔思想研究会」主宰・横山賢二(よこやま・けんじ)さんが「岡潔先生まぼろしの講義」と題し、岡博士の肉声テープとスライドで映像紹介。第2部では、岡博士の史料編纂の第一人者・松澤信夫(まつさわ・のぶお)さんが「岡先生の残したこと」と題し、岡博士の将棋・囲碁エピソードを取り混ぜながら、その偉大さを伝える。
岡博士は随筆集に江戸時代の囲碁棋士・本因坊道策(ほんいんぼう・どうさく)の棋力を綴り、雑記集では盤上の棋譜を手書き。自身の俳句では「古棋譜讀む南の窓に梅白く」と詠嘆。囲碁・将棋の世界を好んだ。最近は囲碁の井山裕太(いやま・ゆうた)9段、将棋の藤井聡太(ふじい・そうた)4段の活躍で、囲碁・将棋ファンが激増している。
講演会に先立つ12月3日(日)には、同会館で「岡潔顕彰 囲碁・将棋大会」を開催。すでに将棋・囲碁合わせて約80人が参加申請、うち半数近くを小中学生が占めている。
「岡潔 顕彰講演会」は囲碁・将棋大会の1週間後に開催。ゲストで岡博士の長男・岡熙哉(おか・ひろや)さんから、同大会・優勝者に表彰状を授与した後、横山さん、松澤さんの講演会がある。
とくに横山さんは、松澤さんが収録した岡博士の肉声テープを紹介する際、その内容を文字化した講義録をコピーして、300人限定で参加者に配布し、できる限り岡博士の思想を理解してもらう。
橋本市岡潔数学WAVEの奥村浩章(おくむら・ひろあき)副会長は「囲碁・将棋は小中学生も多く挑戦してくれるのがうれしい。講演会では、きっと岡博士のすごさを感じてもらえると思います」と話した。
問い合わせは岡潔数学WAVE事務局(電話=0736・32・0034)へ。
写真(上)は岡潔博士のイラストと岡潔博士が書き残した囲碁・将棋の棋譜イラスト。写真(中)は横山さん=左=と松澤さん=チラシより。写真(下)は写真(下)は今春、岡博士の講義録紹介に出席した前列左から瀬岡会長、横山さん、松澤さん、奥村副会長、後列左から佐藤律子(さとう・りつこ)理事、木地茂典(きじ・しげのり)理事。

更新日:2017年11月17日 金曜日 00:00

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