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名月こうこう妙楽寺に萩薄♪岩西住職「月輪観」話す

和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で、10月4日夜、地元の善男善女15人が集まり、「中秋の名月」と「重陽の節句」を兼ねた「観月会」が催された。
この夜、岩西住職が善男善女とともに日光、月光菩薩、弘法大師、不動明王像の前で般若心経を唱えた後、満月を描いた掛け軸「月輪観(がちりんかん)本尊」を披露して法話。
「月輪観とは雲(邪念)を払い、清浄(せいじょう=清らか)、清涼(せいりょう=さわやか)、光明(こうみょう=明るさ)を感じることです」と説諭。「私たちは家族や友達だけでなく、あらゆる石ころに至るまで、有縁(うえん)をいただいています。それを悟るためにも心の雲を払い、月をご覧ください」と話した。
この後、善男善女は、岩西住職や母・康子(やすこ)さんらが萩薄(はぎすすき)を供えた本堂跡の境内に移動。中秋の名月は、わずかに鱗雲(うろこぐも)の流れる空に輝きながら、東西に鯱(しゃちほこ)をいただいた鐘楼門の屋根を照らしている。影絵のような草むらからは、無数の蟲の音が届いてくる。
善男善女は団子をほお張り、大盃(おおさかずき)の菊酒(きくざけ)を回し飲みしながら、「今夜は寒いね」「でもお月さん綺麗し、ご住職のお話、わかるような気がする」などと話し、楽しそうに月を見上げていた。
写真(上)は萩薄の上に輝く中秋の名月。写真(中)は名月の下、妙楽寺の境内で菊酒や団子を味わう善男善女たち。写真(下)は掛け軸「月輪観(がちりんかん)本尊」を披露して話す岩西住職。

更新日:2017年10月5日 木曜日 00:00

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